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ACAL舞踊部がおどり初め=18演目、笑顔で披露

ニッケイ新聞 2014年1月31日
民謡「喜代節」がおどり初めの幕開けを告げる

民謡「喜代節」がおどり初めの幕開けを告げる

リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)舞踊部(池芝緑苑代表)の「2014年新年おどり初め」が、26日午後1時からサンパウロ市リベルダーデ区のACAL東洋会館であった。3回目。来賓ふくむ約150人の来場者が会場を埋め尽くした。

4人で民謡「喜代節」を披露した鈴木満枝さん(75、東京)は「長く稽古している演目だが緊張した。笑顔を心がけた。4人の息は合ってたかな」と振り返った。

舞踊、音楽が大好きだという木下エレナさん(52、二世)は、まだ始めて2カ月。7人で花笠音頭を披露した。「楽しく出来たが緊張した。もっと色んなことを覚え次回に臨みたい」と意欲を見せた。

西村千里さん(78、愛媛)はピエダーデから、田村美代子さん(80、高知)はイタチーバから訪れ、緑苑さんとは昔からの仲間。「とても上手な演目披露だった。ほかの部員も、年を重ねるにつれ上達している」と笑顔を見せた。

民謡、小曲、長唄など18演目と全員参加の「よさこい鳴子踊り」で幕を閉じた。終了後に緑苑さんは「忙しい時期が終わった。来週の稽古はお休み。また2月からがんばるよ」とホッとした表情を見せた。

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