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南米4カ国農業者が連携=50人がイビウーナで会議

ニッケイ新聞 2014年3月8日
50人以上の関係者を集め各種の研修報告を行った

50人以上の関係者を集め各種の研修報告を行った

日本の農林水産省からの「平成25年度中南米日系農業者 連携交流委託事業」で、中央開発コーポレーション(CKC、本社=東京都新宿区)が先月11、12の両日、サンパウロ州イビウーナ市で「第2回連携強化会議」を行った。

当地を中心にアルゼンチン、パラグァイ、ボリビアから50人を越える参加者が集まり、初日午前には、同市の農場を視察(2月19日付既報)。午後からは今年度の各研修から代表者が報告を行った。

成功事例を学ぶためのリーダー研修として、20人以上でパラグァイを訪れた一人のカッポン・ボニート農協のルイス・マリオットさん(54)は、「ドイツ系農協の貢献が強く勢いを感じた」と感心した様子を語った。

日本から農業関係者を招く専門家派遣研修では、本多文男さん(75、茨城)が竹細工製作を、上村ネリオさん(37、二世)が害虫駆除を学んだ。上村さんは「日本の技術を当地の気候でいかに取り込むかが課題」と語った。

ピラール・ド・スールの盛岡田紋さん(24、三世)、イビウーナ農協のルーカス・サンパイオさん(23)ら若手、清水マルガレッチさん(50、二世)、栖原マリーナさん(71、同)ら女性陣も有意義な研修を報告した。

2日目はイビウーナ農協の視察、集団討論による意見交換を経て全ての行程を終えた。

ボリビアから参加の玉城輝彦さん(42、二世)と佐渡山安幸さん(32、同)は「地元は病気対策など専門家が足りていない」と、技術の遅れを痛感した様子。パラグァイの三井幸弘さん(33、三世)も市場、農地の規模に驚きながら、「技術は15年ほど遅れている」と、同様の思いを吐露した。

アルゼンチンの蒲田賢さん(31、四世)は「ポ語ばかりで言葉の壁はあったが、参加したことに意味がある。日本との繋がりも確認できた」と前向きに捉え、参加者それぞれが今回の経験を胸に帰路についた。

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