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容疑者宅から違法薬物か=愛知の警察官銃撃事件

 【共同】愛知県知立市で警察官が拳銃を奪われ撃たれた事件で、安城署は15日、殺人未遂容疑で現行犯逮捕したブラジル国籍の職業不詳ツダ・ラウロ・ヤスオ容疑者(58)の自宅を家宅捜索し、違法薬物とみられる植物片約250グラムを発見し押収した。同署への取材で分かった。
 ツダ容疑者が逮捕直後に意味不明な供述を繰り返していたことから、安城署は事件前に薬物を使用していた疑いがあるとみて、植物片の成分を鑑定して調べている。
 同署によると、ツダ容疑者は15日の取り調べに拳銃を2回発砲したことを認めたが、殺意は否認し「逃げたかった」と供述している。
 ツダ容疑者が住んでいた団地の部屋の家宅捜索は15日午前に行われ、ポリ袋に入った植物片のほか、吸引用パイプとみられる器具も見つかった。

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