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GDP成長は1%以下か=市場の認識厳しいものに

 中央銀行が21日、市場では今年の国内総生産(GDP)の成長は1%以下と見ているとの調査結果を発表した。
 21日付G1サイトによると、GDP成長見通しは前回の調査の1・05%が0・97%の成長に下方修正された。GDPの成長見通しの下方修正は8回連続の事だ。15年の見通しは1・5%のままだった。
 年頭に掲げられたGDP成長の政府目標は2・5%で、中銀が先週発表した予想も1・6%成長となっていたが、100社以上の専門家を対象とした調査ではブラジルの経済活動が一段と減速しているとの認識が広がっている事が明らかとなった。
 経済減速との見通しに伴い、年末時点のインフレ率は年6・48%から6・44%に下方修正され、15年度の見通しは6・10%が6・12%に上方修正された。経済基本金利(Selic)は年内11%で維持との見方が一般的だが、15年は12%に引き上げられると見られている。

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