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2015年2月20日の記事一覧

■尋ね人■富澤サヨコさん

 神奈川県鎌倉市在住の鈴木民之さんが、伯母の富澤サヨコさん(旧姓)を探している。埼玉県草加市出身で年齢は71~73歳。1962~63年頃に横浜港から単身移住した。 男女二人の子どもは20年前位に日本で働いていたが、その後の消息は不明。鈴木さんの母・正子さんは6人姉妹の長女で、サヨコさんは五女。正子さん以外の姉妹は亡くなったという ...

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コロニアかるた会=定例会を来月1日

 コロニアかるた会(橋浦行雄代表)が3月1日昼12時半から、鳥取交流センター(R. Dona Cesaria Fagundes, 323)で定例会を開く。会費は一人5レアルで一品持ち寄り。

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ガウショ物語=(3)=金三百オンス=《2》=「あそこの置き忘れた!」

ジョアン・グランデ(翻訳者提供)

 あゝ!……突然記憶がすっかりよみがえった。昼寝をしたあの場所の光景が目に浮かんだ。脱いだ服をまとめて掛けておいたサランジの枝。それから、大きな石の上に置いた幅広の革帯と、その上に載せてあったけんじゅう拳銃用の細いベルト。 水に入る前に、最後の一服を喫(の)んで小枝の棘に突き刺しておいた煙草の吸殻。まだ燃え尽きないやつから青い煙 ...

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パナマを越えて=本間剛夫=35

 護送兵にしても、少年のように小柄な(病気でなければ、美少年のはずの)初々しい仲間の哀願をふり切って去ることができないでいるのだ。私も患者の憐れな姿を見ると、隊の事情が許すならば、患者の希望をかなえてやりたいと思った。しかし、それは例外の計らいだ。 「暫く待ってなさい」 私は護送兵を伴って医務室にとって返し、三浦軍曹に事情を説明 ...

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オーリャ!

 先日、カーニバル取材のためにリオを訪れた。夕方、ブロッコが練り歩き、ごった返すフラメンゴのカテーテ通りを歩いていると、スボンの前ポケットに何やら妙な感触が。サッと振り向くと13、4歳位の少年一人が、財布を抜き取り走りだすのに気がついた。 何も考える間もなく反射的に手が伸び、少年のシャツを掴んで引きずり倒した。彼は暴れたが、周囲 ...

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ブラジル人の目からみ「たちねぷた」の評価は?

 日伯外交樹立120周年を記念してパレードしたアギア・デ・オウロは4位に終わったが、テーマが凝縮された立派な行進を繰り広げた▼中でも日本人の目からすれば立佞武多の山車の勇壮さは目立っていたが、翌日それを指摘する伯字紙やテレビはなかった▼残念なことに、立佞武多が地球を半周して持って来られた意義である「復興祈願」や「義援金への感謝」 ...

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