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2月 2015の記事一覧

東西南北

 2日午前0時頃、サンパウロ市東部ヴィラ・ジャクイーのファヴェーラ「リモエイロ」で、少なくとも7人組の犯罪者が50弾以上もの銃弾を放つ虐殺行為を行い、14~16歳の少年3人が死亡。19歳の青年は足に15発浴びて病院に運ばれた。流れ弾の一つは民家の板壁を打ち抜き、父親に抱かれていた生後10カ月のマヌエラ・コスタちゃんの頭に当たり、 ...

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120周年第4回会合=大統領訪日と皇室ご来伯実現へ=日本館改修も記念事業に=練習艦隊数カ所に寄港か=リオも独自に事業進める

ロゴを背にしたブルーノ・ヒトシさん

 日伯外交関係樹立120周年記念事業ブラジル実行委員会(梅田邦夫委員長=駐伯日本国大使)は2日、在聖総領事館で第4回会合を行なった。構成員の日系5団体ら約20人が出席した。会議後に梅田大使、福嶌教輝在聖総領事、山元毅(つよし)在リオ総領事が会見し、目玉企画の花火大会と展示会開催の進捗状況を伝えた。また記念事業の一つに、日本館の改 ...

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カーニバル講座で楽しく=「美味しいサンバを踊って」

小口さんにサンバを教わる参加者親子

 「カーニバルワークショップ」が1月31日、サンパウロ市ブルーツリーパウリスタ・ホテルで開催された。日伯外交樹立120周年行事の一環で、インスティトゥート・パウロ小林(IPK、小林ヴィトル代表)、アギア・デ・オウロ(以下、アギア)、同ホテル、ノア・パウリスタの共催で行われた。 開催に先立ち、同ホテル国際部の広瀬純子さんは「サンバ ...

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三重県=サンパウロ州との産業振興の道探る=ICETTから2人視察に

中丸寛仁さんと岸和田仁さん

 公益財団法人「国際環境技術移転センター(ICETT)」地球環境部の中丸寛仁(ひろひと)事業管理員とコーディネーター岸和田仁(ひとし)さん(一般社団法人・日本ブラジル中央協会理事)が2日から5日間、現地視察に来聖している。 13年の州県姉妹提携40周年の折、アウキミンサンパウロ州知事と鈴木英敬(えいけい)知事が産業振興に関する覚 ...

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人文研コロニア今昔物語=「カーニバルが10倍楽しめる」

細川さん

 サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)が、日系・ブラジル両社会に貢献した日系人の記録を掘り起こす「コロニア今昔物語」シリーズを、5日午後6時半から文協ビル5階県連会議室(Rua Sao Joaquim, 381)で行う。 テーマは「サンバ、カーニバル、エスコーラ・デ・サンバってなに?」。浅草、サンパウロ、リオのカーニバルに ...

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大耳小耳

 サンパウロ市モエマ区カリーナス通りにあったレストラン「ヤキトリ」が、どうやら閉店したようだ。先月中旬、1~2カ月ぶりに立ち寄ったら、すっかり廃屋になっていた。転居かとも疑ったが、新住所の表示はない。目の前で串を転がしながら炭火で焼く日本の焼き鳥屋を模したスタイルで、日本人駐在員の憩の場となっていた。随分繁盛していたのに何があっ ...

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武井誠さんを偲ぶ=サンパウロ 安良田 済=(3)=飢餓街道を十年以上彷徨う

 コロニア文学会で『コロニア小説選集』全3巻刊行を決定した折のことであった。ある日のこと、武本由夫さんから電話で「近いうちに杉武夫さんが君の所に小説2集の分担金と参加承諾の署名を持って行くから」と通知をされた。 このコロニア小説選集の掲載作品の作者から承諾の署名と各作者より分担金を会計に振り込むようになっていたのを、杉武夫さんは ...

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パナマを越えて=本間剛夫=27

 コーチはニヤリと頬をゆがめた。それは今まで一度も見せたことがなかった表情だった。無邪気な人なつこい笑顔だった。 「君は中野学校を知っているかね。知らないだろうね。軍の謀略学校だ。わしはそこで教育を受けた二重国籍の日本軍人だよ。わかるかな。軍人で二重国籍が許されるわけはない。だが、それだからこそ、わしは日本のために好都合に働れた ...

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樹海

 イスラム国の人質殺害事件は本当にやるせない。物見遊山で行ったわけではなく、報道などを通じて平和を願う純粋な思いからのものだけに憤りを覚える。世界中の哀悼の意が伝えられているが、こうした事件が起きると、政府の責任を問う筋違いの批判が起きるのはさておき、「自己責任」という非難の言葉が沸き起こるのが常だ▼「ブラジルだからしょうがない ...

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サンパウロ州北部海岸で集中豪雨=週末だけで3か月分の雨

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