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2月 2015の記事一覧

文協水曜シネマ=2月の上映予定

 文協水曜シネマの2月の上映予定が決まった。会場は小講堂で行う。開演時間はいずれも午後1時から。◎4日=「黒い河」(1957年、小林正樹監督、出演=仲代達矢、有馬稲子、渡辺文雄)◎11日=「幸福」(81年、市川崑監督、出演=水谷豊、永島敏行、谷啓)◎18日=「その場所に女ありて 」(62年、鈴木英夫監督、出演=森光子、宝田明、山 ...

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東西南北

 汎アマゾニア日伯協会が付属図書室を日系人向けに改良している。堤剛太元事務局長によれば、一世の利用者が減っているため、日系人や非日系の利用者を増やすべく、州政府文化庁から4万レアルの補助金を受けてポ語書籍を収集中とか。今回あったアマゾニア日伯援護協会の50周年式典は、日ブラジル交樹立120周年の同地開幕行事でもあった。「面白い年 ...

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武井誠さんを偲ぶ=サンパウロ 安良田 済=(2)=戦後隆盛期に一作品もなし

 腕だめしとして、時報社の主催する『植民文芸懸賞短編小説』に応じてみた。結果は佳作に入ったが、その時の選会は佳作を三篇選んだので、各作者は当惑したに違いない。杉武夫には腕だめしになったかどうか、だが杉武夫は続けて毎年応募した。第二回は第三席を獲得する。 第三回は選に漏れたのか、作品は発表されなかった。第四回は『テーラロッシャ』を ...

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パナマを越えて=本間剛夫=26

「その頃、アマゾン調査団という日本人たちがボリヴィア国境までやって来たんだ。その団長というのが父の親戚だった。よく調べてくれたもんだよ。わしは、その団長に連れられて日本へ来た。その団長をわしは父と呼ぶようになって、日本の学校を出た。……まあそんなところだよ……」 私は東京練馬にある、日本力行会の図書室で「秘露棉花移民史」でそのこ ...

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オーリャ!

 事情があってブラジル人の友人の実家に1カ月間、世話になっている。「次の住処が決まるまで」ということで光熱費と食費だけ払っている。掃除・洗濯に加え、食事まで用意してもらい恐縮至極だ。 そこの奥様「ドナ・B」。何くれとなく面倒を見てくれるのだが、なんでも干渉されてしまうのが玉に瑕。思い込みも激しく、「ちょっと違うかな」と思っても、 ...

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樹海

 1月31日、連邦直轄区で23歳の若者が運転するポルシェが立ち木に激突し、大破する事故が起きた。車は3日前に父親が買った物で、事故の前日に保険契約を終えたばかりだった▼これを聞き、12年3月17日、当時、ブラジル一の資産家だったエイケ・バチスタ氏の長男トール氏が、リオ州の高速道で起こした死亡事故を思い出した。この息子は交通違反の ...

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