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2015年4月18日の記事一覧

キリストの幕屋=「生命の光」上映会を26日

 サンパウロキリストの幕屋(木村喜代人代表)が「生命之光」上映会を、26日午後2時から山形県人会館(Av. Liberdade, 486, sala 24)で行う。 入場無料でポ語字幕付き。上映前の午前10時からは昼食をかねた、宗教・宗派を超えた交わりのひと時も設けられる。 問い合わせは同会(11・5011・1785)、大山さん ...

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大耳小耳

 先日リベルダーデで捕まえたタクシーの運転手が、同区で30年以上働く日本人びいきのブラジル人だった。日本人が社会的に成功しリ区を去った経緯や、店という店が中国・韓国人に買いとられた歴史を滔々とまくしたてると、「時間はかかるが、日本人はいったん友人になったら一生もの。この街も中国人が増えて随分寂しくなった」と言った。かつての〃日本 ...

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ガウショ物語=(20)=雌馬狩り=<1>=草原のいたずら者「チビ黒牧童」

国境付近で羊放牧をするガウーショ(Foto: Claudio Fachel/Palacio Piratini)

 もしお前さんがあの頃生きていたら、わしは何もいうまい。ことさら耳新しい事などないからな。だがあんたは若い。年から言えば、わしの孫くらいなもんだ……だから、まあ、聞きなされ。 あの頃は全てが開けっぴろげで、広大な牧場が一面に広がっていたが、柵も仕切りもなくて地続きだった。それぞれの境界線は、一応分割された土地として登記所の地図に ...

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第24回 日本企業のブラジル撤退はブラジルのせいか? ②

 前回のコラムで、日本企業撤退の原因の一つとして、進出前の調査・フィージビリティスタディの欠如を挙げた。2点目はグローバル時代にふさわしくない日本の人事制度だ。 真の意味でグローバル企業かどうかは、人事評価=キャリアパスに現れると思っている。日本のほとんどの大企業は、海外に進出するという意味での国際化は何十年も前からされているが ...

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パナマを越えて=本間剛夫=65

 中尉と話す機会を何とかしてつかまなければ……。アンナのことを相談しよう。連合軍は日本をどうするのか。属領として永久植民地化するのか.それが歴史的に自然な形だろう。そんな日本にいたたまれるものではない。果たしてブラジルへかえるのか。まとまりのつかない疑問が次々と湧いた。 命令受領の時間が来て、広場にいつもの顔ぶれが集まっていた。 ...

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オーリャ!

 この国は空っぽ―? 昨年6月、ブラジルW杯での個人的な感想だ。群集でごった返すサンパウロ市ヴィラ・マダレーナで開幕戦を観たのだが、実は彼らがサッカーにあまり詳しくないと知って驚いた。 「主将は誰?」という質問をあえてブラジル人に問うと、知らない者や的外れな答えが想像以上に返ってきた。「これだけ熱狂的なのに、実は知識量は多くない ...

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樹海

 サンパウロ市が環境保護のために統一規格のレジ袋導入を決めたのは1月で、90日の適応期間後に規格外のレジ袋の使用が禁止されたのは5日だが、それ以降様々な問題を耳にする▼その一つは、条例が出た事も知らない商店主や消費者が多かった事だ。当然の事だが、禁止になる直前や直後にレジ袋を買いに走る商店主が出るし、監査官が来ないからと従来型の ...

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「ジャポネース ガランチード」=サンパウロ 駒形秀雄

 4月11日付け西銘光男さんの文章「ジャポネース ガランチード」を拝見致しました。大変立派な内容のお話しに感心し、「そうです、全くその通りです」とこの文を記します。 第一に、この言葉「ジャポネース ガランチード」が日本人を差別する言葉だということが、西銘さんの体験に基づいて明確に書いてあるということです。私も何度かこれは侮蔑語だ ...

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