ホーム | 2015 | 8月 | 06 (ページ 2)

2015年8月6日の記事一覧

大耳小耳

 9月20日に60周年を盛大に行う予定のコチア青年連絡協議会。会報7月号を見ると、コチア市の公園で火事や盗難の災難に見舞われていた慰霊碑やコチア産組の恩人の胸像を移転する先として、国士舘スポーツセンターと15年間の無償賃貸契約を結び、移設することになったとか。天国の産組創立者・下元健吉も、これで安心か。記念誌に掲載する原稿の呼び ...

続きを読む »

トヨタ=高級車レクサスをPR=芸術家とのコラボ展示会

展示された『NX200t』

 トヨタ自動車の現地生産・販売子会社であるブラジルトヨタ(近藤剛史社長)が先月27日夜、サンパウロ市ジャルジンス区の販売店で、高級ブランド車「レクサス」のアピールのため、有名芸術家のエブリン・タンナス氏の作品を交えた展示会「アートツアー」を行なった。 今回のイベントは、レクサス・ブランドが追求する「クラフトマンシップ」(職人が随 ...

続きを読む »

日本会議=深沢陽氏招き講演会=「世界の中の日本文化」

深沢陽所長

 ブラジル日本会議(徳力啓三会長)は11日午後2時、文協ビル5階・県連講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で国際交流基金サンパウロ日本文化センターの深沢陽所長を招いて講演会を行う。テーマは「世界の中の日本文化」。日本語のみ。入場無料。 案内のため来社した徳力会長は、「世界中で日本文化普及に励まれた深沢所長も、当地の日 ...

続きを読む »

「お~いお茶」俳句大賞=ブラジルから12人が入賞

 「第26回伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」の入選者がこのほど発表された。 今年度の応募作品総数は176万5150句。ブラジルからも多数の応募者があり、内12人計12句が入賞した。伊津野敬嗣さんが最高齢で101歳。入選句は「おーいお茶」の容器に掲載される。入選者は次のとおり。【都道府県賞】  アマゾンの大河に昇る初日の出(服部タネ、 ...

続きを読む »

■今週末の催し

 8日(土曜日) 笛太鼓演奏会、午後6時半、イビウナ文協(Rua Julio Gabriel Vieira, 122)     ◎ 響ファミリーコンサート、午後2時、文協(Rua Sao Joaquim, 381)、日曜日(午前11時と午後3時)も     ◎ さくら祭り、午前9時、カンポスさくらホーム(Av. Tassabur ...

続きを読む »

『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(19)

しかし、匙を投げる 安瀬は、その頃、自身のカフェザールを四カ所経営していた。樹数は計85万本だったというから、この業界でも大手だったわけだ。そのカフェザールの経営力は世間から高く評価され、ブーグレの再生に関しても期待されていた。 ところが牛窪著によると、この安瀬も霜に破れ去ったという。ブーグレは1959、1963、1967、19 ...

続きを読む »

宿世(すくせ)の縁=松井太郎=(16)

 それも初夜がうまくすごせたからであった。床にはいると千恵のほうより積極にでてきて、太一の手をとって自分の乳房にあてがい、ー可愛がってねーと甘えた。太一はなんの不安もなく官能の喜びをあじわった。ひとりの娘を女にした満足と、こころよい疲労でぐっすりと眠った。 朝の光がそまつな借地農家の椰子樹の壁のすきまから、いく条もの縞になってさ ...

続きを読む »

オーリャ!

 8月に入り、休暇を実家で過ごしていた大学生たちがサンパウロに戻り、オーリャ子の下宿先の県人会館も数週間ぶりに賑やかになった。 マリンガやクリチーバなど、サンパウロ市から遠く離れた故郷で家族とゆっくり過ごしたとか。聞けば休暇では毎回帰省するそうで、顔色を見れば幸せ具合が良く分かる。 オーリャ子の学生生活を思い返すと、実家には4年 ...

続きを読む »

静岡県人会は先駆者に敬意を表さないのか?

中前隆博在サンパウロ総領事、白石一資ノロエステ連合課長、梶原義教西本願寺総長ら錚々たる出席者の中、なぜか平野運平の出身地、静岡県人会の代表だけいない…

 上塚周平は「移民の父」、渡辺トミ・マルガリーダは「コロニアの聖母」と言われるように、平野運平は「祖人」と形容される。その人にしか使われない特別な説明語が着く人物は、移民史上ごく少ない。本当に敬愛される人物にだけ許された特権だ▼「祖人」を辞書で探しても出てこない、コロニア独自の言葉使いだ。「祖」は「開祖・教祖」という言葉に使われ ...

続きを読む »