アチバイア・オルトランジャ協会(吉田高男会長)主催で毎年行われる「第35回花とイチゴ祭り」が4日から同市エドゥムンド・ザノニ市立公園にて開幕した。毎年平均12万人の来場者が訪れる大人気の祭りだ。 今年は日伯120周年記念行事の一環として開催され、それがテーマになっている。メイン展示場では、例年の菊人形や五重の塔に加えて、笠戸丸 ...
続きを読む »2015年9月12日の記事一覧
今回も日系選手が大健闘=世界マスターズ陸上大会
第21回世界マスターズ陸上競技大会が8月4日から16日まで、フランスのリヨンで開催され、ブラジルからは日系選手10人あまりを含む115人が参加し、多数のメダルを獲得する活躍をした。世界116カ国から8千人もの選手が参加した。2年に一度持ち回りで開催され、35歳から5歳きざみでクラス分けされている。 中でも〃鉄人〃の異名を持つ清 ...
続きを読む »120周年花火祭りで公演=KAO=Sが意気込み
120周年のメインイベント、本日12日の花火祭り(サンパウロ市インテルラゴス・サーキット)に出演するロックバンド「KAO=S」の川渕かおり(ヴォーカル/剣舞)、リーダーの山切修二(ギター/ヴォーカル)、寂空(津軽三味線)、サポートメンバーのKAZU(パーカッション)各氏が来社し、公演を前に意気込みを語った。 出演決定は今年5月 ...
続きを読む »『ぶらじる川柳』
『ぶらじる川柳』206号が刊行された。 上口一歩さんの追悼特集より3句「世は無常惜しまれながら散って逝く」(五十嵐美佐子)「数珠を手にみ仏に会う旅に出る」(今立帰)「透明の羽ねを羽ばたき風にのり あの世とやらへ友の旅立ち」(桜井しずえ)。エッセイ「老境」(出久根達郎)「養生訓 腹が立ったら」(佐藤三蔵)ほか。
続きを読む »大耳小耳
13日に日本人感謝のミサを主催するレアンドロさんは、興味深い人間観察をしている。彼いわく「日本人と真面目なクリスチャンは、とてもよく似ている」のだそう。その理由として「ゴミを捨てない」「何度もありがとうと感謝する」「自分が悪いと思ったらすぐに謝る」などの類似点を指摘した。日本人にとっては当たり前なことでも、ブラジル人にとっては ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(34)
後から知ったそうだが、ブラジルでは、園芸作物に特許権というものはなく、それに代わるものは学会での発表だけであった。 奥山家では、コチア産組の間島正典技師の計らいで、夫人の名で日本でも品種登録をした。すると、やがて農林省から特許料を送金すると連絡してきた。孝太郎氏は断ったが、何度も電話してきて「受取ってくれ」と言う。その度に断り ...
続きを読む »日本人感謝のミサ、13日=ひばりファンのブラジル人が発起
『日本人感謝のミサ』が13日午前10時よりノッサ・セニョーラ・ド・カルモ教会(Rua Flores do Piaui, 170, Itaquera)にて開催される。主催者はサンパウロ州モジ市の高校教師レアンドロ・ナルシーゾさん。 ミサではお祈りの他、日ポ語での説話、ハッピを着て炭坑節を踊る時間も。ミサの後は茶菓子が用意され、懇 ...
続きを読む »第44回 日本人が信じられないブラジルの不都合な真実 ④
ブラジルで仕事をしていると、最初はブラジル人の計画性の無さにイライラしたり、腹を立てたりするが、その裏に潜む真実に気づくとしょうがないと思えるようになってくる。 日本企業も欧米企業もブラジル進出にあたって、当然ながら事業計画やスケジュールを立て、それに準じて進めようとするわけだが、まずはお役所の壁にブチ当り、立ち往生させられ ...
続きを読む »樹海
コロニアの食に関する疑問のうち、「なぜ魚の干物がないのか」の答えが見いだせていない。灼熱の下の重労働なのに、バカリャウ(鱈)の塩漬けで茶漬けばかり啜って栄養失調になったとか、刺身ほしさに豚の脂身を薄く切って食べたとかの話を聞いたことがある。なんとも日本人の魚に対する強い思いを感じたものだ▼一説には、水産業者に干物を食べる習慣の ...
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