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2015年10月15日の記事一覧

東西南北

 13日に行われたロシアW杯予選第2節ベネズエラ戦を3―1で勝利し、ひとまずほっとひと息のセレソンだったが、お隣のライバル、アルゼンチンは散々なスタートを切った。開幕戦はホームでのエクアドル戦を0―2で落とし、第2節アウェイパラグアイ戦は0―0で引き分けた。他の南米予選第2節の結果は、エクアドル2―0ボリビア、ウルグアイ3―0コ ...

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本紙主催 春野恵子の浪曲熱演に涙=熱演、久々に響いた浪花節=「よっ、日本一!」大歓声

人情味溢れる2席を披露

 【既報関連】「待ってました!」「よっ、日本一!」などの掛け声が盛んに響き、合間合間に拍手が沸きあがった――本紙主催の『春野恵子 浪曲ツアーinブラジル』(在聖総領事館・国際交流基金後援、日伯外交関係樹立120周年記念、大阪市の助成事業)が10日、サンパウロ市リベルダーデ区の広島文化センターで行われた。本物の浪曲を聞こうと集まっ ...

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終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第12回=日本移民版「出エジプト記」

強制退去の様子を報じる『A Tribuna』(サントス)1943年7月10日付け(AESP)

 岸本昂一はこのサントス強制立ち退きを《大南米におけるわれらの「出埃及(エジプト)記」》(同42頁)と譬えた。 岸本のようなキリスト者にとって、ユダヤの民がモーゼに導かれてエジプトを脱出する苦難の歴史に匹敵する大事件であった。何千年経っても忘れない様に、ユダヤ人はその出来事を「旧約聖書」に刻み込んだ。 6500人もが追い立てられ ...

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申し込みは23日まで=秋篠宮ご夫妻歓迎会

 外交120周年を記念し、今月28日にご着聖される秋篠宮文仁親王ご夫妻の歓迎会が文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で午後5時から行なわれる。日系5団体主催。 入場整理のため、23日までに文協へ申し込みが必要。出席希望者は電話もしくはメールで、氏名と身分証明番号を伝えること。 また一般入場は午後2時から30分間 ...

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■今週末の催し

 土曜日(17日) 青葉祭り、午前7時、宮城県人会(Rua Fagundes, 152)     ◎ キリスト教連盟熟年一日研修会、午前9時、ホーリネス教団リベルダーデ教会(Rua Pirapitingui, 165)     ◎ 文協総合美術展、午前10時、文協(Rua Sao Joaquim, 381)、日曜日も     ◎ ...

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人文研で意見交換会、明日=設立50年記念調査を前に

 サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)が設立50周年を記念し、『日系団体実態調査』を行なう。これに伴い16日午前9時から午後4時まで、文協ビル5階の県連会議室(Rua Sao Joaquim, 381)でワークショップを行なう。 同調査は500以上存在すると思われる日系団体を、全てフィールド調査するもの。全伯各地の日系団体 ...

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大耳小耳

 ブラジル日系文学会の中田みちよ会長によると、松井太郎さんの小説『うつろ舟』は最初、白紙に升目を書いて原稿用紙とし、そこに文章を手書きして、コピー配布していたという。その後、本紙でも04年に6面小説欄で紹介され、日本の文学研究者にも注目されるようになって10年に京都の松籟社から出版された。いわば、祖国に〃凱旋〃した後、今度はポル ...

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アマチュア歌手黒木成人さん=『夢の街サンパウロ』発表=デビュー目指し来年訪日へ

黒木さん(左から2人目)と宮村さん(同3人目)ら

 音楽事務所ユタテ・レコード(松岡伸雄取締役)から、アマチュア演歌歌手・黒木成人さん(16、三世)の新作CD『夢の街サンパウロ』(作詞・内倉信義、作曲・松岡伸雄)が発売されている。  黒木さんは祖母・美佐子さんの影響で3歳の頃から歌を始め、現在まで数々のカラオケ大会で優勝を重ねてきた。「目標は五木ひろし」と元気よく話し、同氏同様 ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(51)

臼井介仁支配人

 この地方は今日、国内有数の穀倉地帯となっている。何処まで行っても、車窓遥か地平線まで続く無数の大農場、しばしば現れる大、中、小の多数の都市から成っており、小国くらいの規模はある。まさに国造りをしてのけた観がある。 筆者は、晩年の宮坂を知っているが(あの宮坂さんが、何故、そういう悔いを千載に残す決定をしたのだろうか?)と不思議で ...

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うつろ舟と俳諧集がポ語に=出版記念パーティー17日

ポ語版「うつろ舟」と「わがふるさとの歌」

 コロニア作家・松井太郎氏の小説『うつろ舟』のポ語版『A Barca vazia』(199頁)および、小田輝子氏のハイカイ(俳諧)集『わがふるさとの歌』の日ポ対訳版『Cancao da terra natal』(101頁、共にEscrituras社)が出版された。その記念パーティーが17日午後2時から、文協ビル9階(Rua Sa ...

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