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Pテニスクラブ=日系人初の会長が誕生=整形外科医のオオツカ氏

ラウロ・オオツカ新会長

ラウロ・オオツカ新会長

 整形外科医のラウロ・オオツカ氏が昨年12月12日、サンパウロ市アクリマソン区の総合スポーツ施設「パウリスタ・テニスクラブ」の会長に選出された。日系会長は1927年に創設以来初という。9年間の任期を終えたカイオ・ルイス・デ・ソウザ氏に代わり、クラブを率いる。
 2万4千平米の敷地にプール、テニスコート、ジム、道場など数々のレジャー施設や遊戯室、美容室、サウナ、レストランなどを備え、ダンス、武道、サッカー、水泳など36種のスポーツ活動を提供する。
 オオツカ氏はアンドラジーナ生まれ、サンパウロ市在住55年。同クラブに入会して28年になり、これまで衛生保健部長や顧問を務めたという。「選出されて光栄。計画性を持って、全部署を強化したい。まずは優先的に、障害者のためのインフラ整備を行い、意識的な投資で設備を改善しクラブの秩序を保ちたい。クラブは私たちの家の延長だからだ」と意気込みを語った。

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