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リオ市=22日午後に大雨が襲う=交通を遮断しゴミも流出
22日午後、リオ市を襲った大雨が市内各地で浸水を引き起こした。中央部プレジデンチ・ヴァルガス大通りやヴィア・ビナーリオ大通り、西部のサルバドール・アッレンデ大通り、北部のデモクラチコス大通りなどの主要道路では一夜明けた23日も水が引かず、大きな水たまりになっているところがあると22、23日付伯字サイトが報じた。
22日、リオ市では市内各地で道路の冠水などが記録され、降り始めから約1時間後の午後5時23分に警戒宣言が発令された。オペレーションセンターは、浸水や土砂崩れの恐れのある地域に留まらないよう、地域住民にびかけた。
午後8時頃、雨は小降りになったが水は引かず、マラカナン競技場に近いプロフェッソール・エウリコ・ラベロ街は、8時45分~10時頃まで通行が遮断された。
リオ州選手権のフラメンゴ対ヴァスコ・ダ・ガマ戦が行われていたマラカナン競技場では15分間に22ミリの大雨で芝生に水が浮き、前半22分に試合が中断したが、排水システムが作動し、30分後に再開した。
市内では23日も、濁流が運んできた巨大な鉄製のゴミ箱やソファーなどで通行が妨害される道路などが見受けられた。