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■ひとマチ点描■ゲートボールの里カウカイア

鶴田会長と聖南西連合役員会の食事を準備した婦人部の皆さん

鶴田会長と聖南西連合役員会の食事を準備した婦人部の皆さん

 聖南西地区のカウカイア・ド・アウト文化体育協会の鶴田政春会長(68、二世)に全伯ゲートボール大会の結果を聞くと「今年はちょっと…」と口を濁すので、よほど良くない結果かと想像したら「全伯2位でした」と続いた。昨年9月に日本で開催された世界選手権大会では10位以内に入ったという。
 「去年、一昨年は南米1位でしたから〃ちょっと〃という感じ」とのこと。強さの秘訣を尋ねると「20代のメンバーがそろっているから」。また「上手な人とやると上手になる」がチームの指針で、積極的に強豪チームと試合をする。高齢者のスポーツとのイメージが強いGBだが、今は若者の時代らしい。35家族という小さな所帯の文協だが、半分以上がGBをやっている。
 かつては養鶏が盛んだった。同文協は日本語学校発足を契機に1963年に創立し、〃剣道の里〃として知られていた。ただし90年代のデカセギブームでぐっと人数が減った。「僕も2000年まで9年間、日本で仕事をしていた」と振りかえる。
 「30年前、日本語学校には生徒が40人ぐらいいた。でも減少して5年前に閉鎖しました」。70年代が全盛期で60家族の会員がおり、63年に敷地を買い、75年頃に会館を建設した。〃ゲートボールの里〃には今日もカン―というボールを打つ音が響いている。(深)

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