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茶道精神を武道にも=裏千家、空手合宿で出張講座

茶道を体験する和道流の門下生ら

茶道を体験する和道流の門下生ら

 和道流空手(鈴木武夫師範)の第34回合宿が、聖州カブレウーバ市内のホテル「ソラール・ダス・プリマベーラス」で10月9日から3日間行われ、50人余りの門下生が参加した。中日の10日には特別講座として茶道講座が開催され、茶道裏千家ブラジルセンター(林宗慶代表)のメンバーが指導に当たった。
 1960年に渡伯した師範の鈴木さんは、和道流始祖の大塚博紀師から指導許可をもらい、64年に道場を開いた。武道にも茶道精神を取り入れたいとの意向から実施したという。
 体験講座では茶道について説明がなされ、実際に点てられた薄茶を堪能。正座で飲んだ生徒たちからは、「なぜ掛け軸の前でお辞儀をするのか?」「正座をする理由は?」「なぜ茶碗を二度回すのか?」など、多くの質問が出された。
 指導に当たった裏千家の林まどか副代表は、門下生たちの礼儀正しい立ち居振る舞いに注目し、「ほとんどが非日系だが、空手道、茶道ともに共通する『道』の精神を大切にしていると感じた。茶道に対しても真剣に取り組んでいるのが分かった」と驚きを見せた。

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