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2016年5月21日の記事一覧

読み聞かせ絵本が日本語に=「ワニと7わのアヒルのこ」

新書と前翻訳作の「ぼくのオレンジの木」を手にする松本さん

 当地の児童向け書籍「セッテ・パチーニョス・ナ・ラゴア」が日本語訳され『ワニと7わのアヒルのこ』(3500円)として、昨年末から日本で発売されている。ワールドライブラリー発行、集英社インターナショナル編集。 同作は、ワニのバルナベと獲物となった7兄弟のアヒルによるやり取りを描く。様々な変装によってアヒルに近づき、残された一匹が食 ...

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国際交流基金=刀や甲冑、映画も見られる=武士道展示会、26日から

兜などの武具が展示される

 国際交流基金サンパウロ日本文化センターは、26日から来月21日まで、巡回展『武士の精神展』を共催のシネマテカ・ブラジレイラ(Largo Senador Raul Cardoso 207, Vila Clementino)にて開催する。 日本の武芸・武術で用いられた刀や甲冑などの武具類を展示するほか、現代へ続く武道精神の表現とし ...

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大耳小耳

 本紙11日付「大耳小耳」欄で、読者から「入れ歯を上手に作る歯医者を紹介してほしい」との呼びかけを掲載したら3人から回答を得た。(1)マリオ・ハヤシ歯科医は日本語が達者。「08年に入れ歯を作ってもらったが、一回も痛くならなかった」と男性読者。「本人が引退していても息子が継いでいるのでは」。<電話=11・3207・6944、 ...

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「花嫁のアメリカ」=戦後、海を渡った日本人女性たちの記録=米国在住 福田恵子(3月4日記)

『花嫁のアメリカ』(講談社文庫、1984年)

英語混じりの日本語 2016年2月、30年ぶりに私は1冊の本を手に取った。昨年、ロサンゼルス郊外のハイスクールを卒業したアメリカ生まれの18歳の息子が、日本の私の実家で暮らすことになり、彼の生活設営のために3週間、実家に滞在した時のことだった。住民票を取ったり、国民健康保険に加入したり、携帯電話を購入したり、銀行口座を開設したり ...

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自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎=(6)

 何の呼び出しか、太郎には解からない。怪訝そうな目つきでふさぎこんでいた。太平洋上の酒盛りの一件が祟って、なんとなく不安だった。 あの酒盛り事件以後、皆の見る目が太郎には眩しく不愉快な日々を送るしか手はなかった。大西洋は太平洋とは打って変わっていた。なーる程、大西洋、静かにて、日本の真冬とは大変わり、中南米特異の上天候が続いてい ...

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オーリャ!

 「運んだ物資は4トン? いやいや、そんな程度じゃない」。熊本へ支援物資を運んだ在日伯系団体ABCジャパンの橋本秀吉理事長がそう答えた時、「おやっ?」と思った。別の関係者からは事前に、約4トンと聞いていたからだ。 「僕ら以外にも、多くの日系人が物資を届けたから」との補足説明を聞き、納得をした。記者はABCジャパンの話を尋ねたつも ...

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「俺は全ての会話を録音している」デウシジオ元上議の爆弾発言

番組の一場面(reprodução TV Cultura)

 「ラヴァ・ジャット作戦では、すでにペトロブラス(PB)重役、取引先建設会社の経営陣、それをつないだ闇取引仲介業者、マルケテイロ(選挙運動責任者)が捕まった。次の捜査の標的は誰か? 彼らを裏で操っていた政治家に決まっている」「郵政公社汚職の議員調査委員会(05年)の頃から、僕は全ての行動を記録し、会話を録音してきた。今それを精査 ...

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