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「俺は全ての会話を録音している」デウシジオ元上議の爆弾発言

番組の一場面(reprodução TV Cultura)

番組の一場面(reprodução TV Cultura)

 「ラヴァ・ジャット作戦では、すでにペトロブラス(PB)重役、取引先建設会社の経営陣、それをつないだ闇取引仲介業者、マルケテイロ(選挙運動責任者)が捕まった。次の捜査の標的は誰か? 彼らを裏で操っていた政治家に決まっている」「郵政公社汚職の議員調査委員会(05年)の頃から、僕は全ての行動を記録し、会話を録音してきた。今それを精査している。遠くない時期にそれが出てくる」。TVクルトゥーラの討論番組「ローダ・ビーバ」に16日出演したデウシジオ・ド・アマラウ元上議は、そんな爆弾発言をした▼ここしばらくの〃台風の目〃はこの男だ。司法取引に応じた背景には「勝算あり」との確信がある。その土台は、〃有事〃に備えて周到に残してきたこの記録だ▼同番組で「ルーラの今後は?」と記者に問われ、元上議は「18年の大統領選挙に万全な状態で臨むことはない。もう捜査網は彼を完全に包囲した」と明言した。その通り18日のグローボTV局は、連邦検察庁がルーラ元大統領を刑事告発する準備をほぼ終えたと報道。罪を立証するための主材料は、デウシジオと彼の秘書が提出した資料一式だ▼いつルーラに会って打ち合わせ、どんな話し合いをし、その通りにルーラの友人ブンライからどこの銀行でいくら受けとり、ペトロブラス(PB)元国際部長ネストル・セルヴェローの家族にいつ渡したかを克明に証言している。「ルーラに頼まれて、セルヴェローが司法取引供述に応じないように手配するのが自分の役割」と元上議は語った。どうみても捜査妨害だ。ルーラはいつ逮捕されてもおかしくない▼「LJ作戦が始まった頃、僕は『いずれ政権中枢に捜査が及ぶかも』とジウマに警告したが、彼女は狭い世界に閉じこもり、取り巻きのメルカダンテとかの『下院に任せておけ。絶対に大統領府まで来ることはない』という甘言の方を信じた」と証言する▼「ルーラですらジウマに何度も警告した。でも彼女は右から左に聞き流すだけ。その結果が停職だ。彼女が戻ることはもうない。上院のことは裏の裏まで知っている。すでに55票入ったことの意味は絶対だ」と断言した▼「米国パサデナ製油所の買収失敗劇の詳細をジウマは本当に知らなかったのか?」との問いに、「僕はペトロブラスの重役を長年やってきた。あそこは独立経営のように言われているが、実際に采配するのは大統領。PB総裁は常に大統領から直接に指令を受け、あたかも自分が判断したかのように公社に命ずる。そんなことは常識だ。仔細を知らない訳がない」と答えた▼「ペトロロンの汚職構造はいつから」との質問には、「FHC、イタマル大統領どころか、その前からだ」。イタマル時代に鉱山動力大臣をしていた本人が言うのだから間違いない。「でも、それに大変化が訪れたのはルーラ政権からだ。部長級以上の人事指名を与党がするのは当り前だったが、その時からもっと下まで指名するようになり、汚職構造が組織に組み込まれた」。政治家が官僚組織を牛耳るための最強の武器はこの「人事権」だ▼番組で、デウシジオの罷免審議を強行採決したレナン上院議長に触れるたびに「あのカンガセイロ(野盗)が!」と憎しみを込めていた。大統領罷免審議が終わって〃使命〃を果たした後、レナンは元上議の告発の標的になりそうな雰囲気が漂う。ロメロ・ジュッカ(企画相)やエジソン・ロボン(元鉱山動力大臣)も標的に挙がった。すかさず「テーメルはどの程度汚職に関わっていた?」との質問が飛んだ。饒舌だった口調がそこだけ鈍り、「僕は火中に手を突っ込むつもりはない。良く知らない」と濁した。さすがにテーメルは2年後まで温存する方向なのか。(深)

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