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2016年7月20日の記事一覧

福井村で研鑽、農業高校生が=岐阜から38回目の派遣団

別れを惜しみつつ村民と記念撮影する高校生ら

 岐阜県教育委員会による『第38回岐阜県農業高校生海外実習派遣事業』で、県内の高校生10人が11日から当地で研修に励んでいる。サンパウロ市内の視察を経て13日からはコロニア・ピニャール(福井村)へ。5組に分かれ各農家での実習に臨んだ。 びわなどの果樹栽培が盛んな同地では摘葉、剪定、収穫など実際に作業を体験した。山下治元文協会長の ...

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生長の家=聖、バイア、南大河で24日=青年大会が3カ所同時開催

案内に来社した(左から)由井編集長、村上講師、シルビア・ポ語編集長

 生長の家ブラジル伝道本部(寺前継雄理事長)は24日午前8時から、『第61回青年会全国大会』を全伯3カ所で同時開催する。午後4時半まで、一般参加も可。入場料40レ。 今回はブラジル国歌の一節より『Gigante pela Propria Natureza』をテーマに、各会場5人の講師が各地の趣向を踏まえた講演を行う。また、コーラ ...

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人生の終活進んでますか?=開教使が説く極楽への旅路

来社した村上佳和副会長、久保開教使、次山千枝子さん

 南米浄土真宗本願寺派(通称西本願寺)の久保光雲開教使による講演会が、23日午後2時からサンパウロ市の広島文化センター(Rua Tamandare, 800)で行なわれる。テーマは『極楽への旅路』。同センター主催、日語のみ。入場無料。 画家でもある久保開教使は、先月に落慶した新モジ・ダス・クルーゼス本願寺のふすまと内陣に、約10 ...

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日語センター=両親に別れ告げ25人が訪日=「ふれあい日本の旅」出発式

離伯を前にあいさつする生徒

 ブラジル日本語センター(立花アルマンド敏春理事長)が先月29日夜、15歳前後の日本語学習者に向けて実施する『第6回ふれあい日本の旅』の出発式を行った。今回は25人が参加し、29日間かけて全国各地を巡る。 札幌や広島の原爆ドーム、東京ディズニーランドやジブリの森などの観光に加え、広島県立祇園北高等学校での交流や、大分県の立命館ア ...

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日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(30)

 兵譽(へいたか)の新しい住家となったドゥッケ・デ・カシアスの家を、エレオマルは退職金で買ったのだ。兵譽はこの友人の家に温かく迎え入れられた。それは何故このように温かく自分の世話するのかと不思議に思えるほどであった。 三十八歳になっていた移民の兵譽は、早く食い扶持を探さなければという義務感を感じるようになった。物書きになる夢を捨 ...

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福祉5団体に60箱と浄財=41年目の寄付、日本人学校が

出席者全員で記念撮影

 サンパウロ市カンポ・リンポ区のサンパウロ日本人学校(吉田直人校長)が、「愛の募金活動」により父兄から寄せられた寄付金や物品を、5つの日系福祉団体に手渡した。サンパウロ日伯援護協会で6月28日、贈呈式が行われ、各団体の代表者が出席。同校のPTA社会奉仕部(渋川亜紀江部長)が毎年実施しており、今年で41回目となる。 集められた寄付 ...

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自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎=(39)

 二人が降りると、待ち受けていた一人がうやうやしく、「さあ、こちらへ。お荷物は事務所にお届けして置きますから」と、まるで5つ星ホテルでボーイさんから丁重に扱われているような歓迎を受けた。 エレベータで十二階の事務室へはいった所で、女性事務員が「どうぞ、こちらへ」と先導してくれ、応接室のドアをノックした。中から「どうぞ」との声。  ...

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巻き添えで臭い、臭い催涙ガスを喰らう

 先日見に行ったサッカーの試合後に、ファンが暴れ、軍警と騒動を起こした。帰りのバスは立ち往生し、催涙ガスがバスの中まで入って涙が止まらず酷い目にあった。 呆れたのは騒動の理由だ。入場できなかった過激なファンが、敗色濃厚で試合終了前に席を立った一般ファンに、「なぜ最後まで死ぬ気で応援しない?」と競技場外で因縁をつけて混乱に発展した ...

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