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2016年8月11日の記事一覧

■今週末の催し

 13日(土曜日) 名画友の会映画鑑賞会、昼12時半、熟連会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134) 14日(日曜日) 全伯俳句大会、午前9時、文協ビル(Rua Sao Joaquim, 381)

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大耳小耳

 神戸の日伯協会機関紙『ブラジル』972号が7月に刊行された。9月のパラグアイ日本人移住80周年出席をひかえて、眞子内親王殿下が7月15日に移住ミュージアムを2時間余りご視察されたとか。11月19日には同協会創立90周年記念式典を予定。興味深いのは9月24日午後2時半からの90周年記念事業「移民船出港体験乗船会」だ。募集人員60 ...

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盛和塾=稲盛哲学で市建て直す試み=「バナナ王」山田市長に聞く=(上)=初等教育に重点投資実行

MG州ジャバウーナ市長山田さん

 ブラジル盛和塾(関秀貴代表世話人)は7月22~24日、山田勇次さんが創業したブラスニッカ社(山田農園)を訪問して「勉強会」を開いた。ミナス州北部、人口約7万千人のジャナウーバ市に所在する。サンパウロ州、麻州、パラナ州などから18人が参加した。 戦後の子供移民、山田勇次さん(69、北海道)は1984年にミナス州ジャナウーバ市にバ ...

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ブラジル水泳界の英雄 岡本哲夫=日伯交流から生まれた奇跡=(3)=64年前、競泳で初メダル=日本移民受難の時代に曙光

『パウリスタ新聞に見るコロニア30年の歩み』(1977年)16頁にある訪伯水泳団の記事(中列左から橋爪、古橋、浜口)

 1942年1月、リオで行われた米国主導の汎米外相会議で、アルゼンチンをのぞく南米10カ国が対枢軸国経済断交を決議、ブラジル政府も同29日に枢軸国と国交断絶を宣言した。 サンパウロ州保安局は「敵性国民」に対する取締令として、「自国語で書かれたものの頒布禁止」「公衆の場での自国語の使用禁止」「保安局発給の通行許可証なしの移動禁止」 ...

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実録小説=勝ち組=かんばら ひろし=(3)

 ところが相手はこれを松太郎への加勢と勘違いしたらしい、振り上げた鞭を今度は源吉に向けてきたのだ。はじめの数回はなんとかかわしていたもののバシッとまともに一発を食らうと対抗するしかなかった。軍隊時代に習った柔道の技が無意識に働いた。相手の利き腕をつかむと、ドウッと、一本背負いが見事に決まって、相手は地面に叩き付けれた。これが二、 ...

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期せずして慰霊碑関係者が一堂に

 河村建夫議員を招聘して、県連創立50周年式典を開拓先没者慰霊碑からほど近いサンパウロ州議会で祝った意義は大きい。 県連は元々、日本海外移住家族会連合会の現地業務をする団体として発足。同連合会の会長が田中龍夫氏(元文部大臣)であり、その地盤を引継いだのが河村建夫議員だからだ。同合会の藤川辰雄初代事務局長が慰霊碑建設を県連に働きか ...

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加齢と共に考えるべき事

 このところ、加齢やその影響などについて考えさせられる出来事が続く▼会館の行事にいつも来ていた男性が姿を見せなくなり、久しぶりに来た時は体調がよくない事が即座に見てとれた。主人や近所の友人は、「足が弱くなった」などの理由で外に出たがらなくなった。高齢者ケアを手伝っていた時、カーペットは躓いて骨を折る原因になると聞いたし、エレベー ...

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ニッケイ俳壇(901)=富重久子 選

セザリオ・ランジェ  井上人栄
ときめきの心にも似て春を待つ
【「春を待つ」丁度この頃の季節である。高階から外を眺めると、墓場の森など枯れ色が目立ち侘しい景色が目に入る。林立するビルの中庭や前庭の草木も枯れ色が目立ち、人の出入りもまばらで冬の様相をなしている。
八月から春の季節で、「ときめきの心にも似て」とは、若々しい作者の心情の表れであって、この一句を瑞々しい佳句となしている】

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茨城県人会創立55周年盛大に祝う=若者が企画、実現に尽力=研修生制度の重要性再認識

母県の橋本昌茨城県知事の12人の慶祝団も駆けつけ、茨城県人会の節目を祝した

 茨城県人会(小林操会長)は7月31日にサンパウロ市の文協小講堂で、盛大に創立55周年記念式典を挙行した。6期連続で県政を担い、20年以上もの深い繋がりを持つ橋本昌県知事ら12人の慶祝団含め、延べ150人を越える参加者で会場は満員になった。前夜祭も100人超の大盛況。式典後の祝賀会では遠方から会員が駆けつけたほか、橋本知事の周り ...

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