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2016年8月16日の記事一覧

収容体験、絵画で語り継ぐ=日系米人のヒグチさん

 【ロサンゼルス共同=伊藤光一】第2次大戦中に米国のへき地に強制収容されていた日系米国人の体験を、絵画で語り継ぐ画家がいる。米カリフォルニア州在住のハツコ・メアリー・ヒグチさん(77)で「絵画は言語や人種に関係ない。経験を共有したり、興味を持ってもらったりするのに良い方法だ」と話す。 1939年にロサンゼルスで生まれたヒグチさん ...

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実力派の三重奏者が出演=文協ドミコン21日

(左から)山川さん、本田さん

 文協音楽委員会(本田ジュリア委員長)が『第78回文協ドミンゴコンサート』を、21日午前11時から文協小講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開く。入場無料だが、保存可能な1キロの食料品を持参すること。 今回はピアノ、クラリネット、ビオラの三重奏ブルッフ・トリオが出演する。同グループは、独人作曲家マックス・ブルッフの ...

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大耳小耳

 最初の1週間は3つしかなかったリオ五輪ブラジル代表のメダルが、15日午後5時時点で計8個(金1、銀3、銅4)まで伸びてきた。とはいえ、「10位以内目標」のはずが、現在は29位と低迷…。それゆえに体操のオヤカワ・ノリ(銅)、遠泳の沖本ポリアーナ(銅)ら日系選手の健闘が光る。また日本移民がもちこんだ日系スポーツ「柔道」がメダル3つ ...

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子どもたち「メダル重い」=在留邦人ら五輪選手と交流

 【リオデジャネイロ共同】メダリストを含む日本の五輪出場選手らが14日、リオ市内のホテルで在留邦人や日系人らと交流し、メダルを持たせてもらった小学生たちが「重い」と目を丸くした。 在リオ日本総領事館や日系協会が主催した歓迎レセプションに、競泳女子200メートル平泳ぎ金メダリストの金藤理絵選手ら選手団と関係者約20人が出席。地元日 ...

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日本選手の声を世界へ=通訳ボランティア

 【リオデジャネイロ共同=小泉忠之】五輪の運営を支えるボランティアの中には、海外メディアの通訳として活動する日本人学生や日系ブラジル人も目立つ。取材現場に立ち会い、日本選手の声を世界中の読者・視聴者に伝える橋渡し役を務めている。 「好きなブラジルで五輪に役立てたら」。サンパウロ大に留学中の立教大生の堀池桃代さん(20)=東京都狛 ...

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邦人の犯罪被害「9件」=リオ五輪開幕1週間

 【リオデジャネイロ共同】在リオ日本総領事館は12日、リオ五輪が開幕した5日から11日までの1週間に日本人の犯罪被害は強盗やすりなど計9件だったと発表した。総領事館で把握していないケースもかなりあるとみられ、実際の被害はより多そうだ。けがをした人はいないとしている。 内訳は、すりが5件、強盗が2件、置引が2件。総領事館は、外国人 ...

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ブラジル水泳界の英雄 岡本哲夫=日伯交流から生まれた奇跡=(6)=ヴァルガスに抵抗した反骨の人

パジーリャの伝記『Padilha, quase uma lenda』の表紙

 それにしても「パジーリャ局長」とは一体何者なのか? 当時のパウリスタ新聞を見ても「パジーリャ局長」としか書いていない。日本移民が敵性国民としてさげすまれていた戦時中から特別に日本人プールに使用許可を出し、勝ち負け抗争の余韻が強い終戦5年目に日章旗掲揚に許可を出すほど、日本移民に肩入れした。そのくせに「パジーリャ氏」としか出てこ ...

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主な行事日程=リオのジャパンハウス

 東京五輪の大会組織委員会が運営する「トーキョー2020ジャパンハウス」に関し、特設ステージなどで行なわれるイベントや出演者は以下の通り。 ▼16日午後3時、歌手モアシール・ルス ▼17日午後2時、日本食シンポジウム ▼同午後3時半、工藤めぐみサンバショー ▼19日午後1時、東京と東北の伝統芸能ショー ▼20日午後3時、モアシー ...

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「無縁仏が呼ぶ声が聞こえる」

「『ご苦労様でした』とお祈りする気持ちで掃除をしていました」という村崎さん

 「楽しかったですよ。僕の性分にぴったり合っていた」。20年間、イビラプエラ公園の開拓先没者慰霊碑清掃を欠かさず続けてきた村崎道徳さん(みちのり、85、二世)は、そうすがすがしい顔で言う。「通常は週に2回。日本から来賓が参拝する時などは、週に何度でも、その前に行って奇麗にする」。今年の3月に交代し、比嘉清さんに譲った。管理する県 ...

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