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2016年8月18日の記事一覧

リオ五輪マラソン女子=日の丸手に「がんばれ!」=日系人ら100人以上が集結=仏ニーステロで中止検討も

日の丸を掲げ田中智美選手(手前)に声援を送る観衆

 【リオ発=小倉祐貴記者】リオ市内で日の丸が踊った――。五輪女子マラソンが14日午前、サンボードロモを発着とする市内コースで行なわれたときだ。街頭には、普段見ることのない日の丸を手にした日系人や親日ブラジル人が100人以上も集まり、日本代表3選手に向け、一体となって「がんばれ!」と大声援を送った。 14日の女子マラソンを街頭から ...

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柔道映画の原作が日語に=「柔道精神持つブラジル人知って」

(左から)マックスさん、中田さん、馬欠場さん、宮川さん

 当地の柔道映画「グランデ・ビットリア」の原作「アプレンジス・デ・サムライ(侍の修行)」の日語訳版『柔道に学ぶ』が出版された。原作者はブラジル人柔道家マックス・トロンビーニさん、中田みちよさんが翻訳を手がけた。 同作は退学直前になるほど荒れた少年が柔道との出会いをきっかけに、修練から得た教訓によって人生に打ち勝つという成功物語。 ...

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アチバイア花と苺の祭典=彩り豊かに来月2日開幕

来社した青山さん、平中さん、シケイラさん

 アチバイア・オルトランジャ協会(吉田ネルソン高男会長)主催『第36回花といちごの祭典』が、9月2〜25日の毎週末と同月7日(祝)、8日に開催される。場所はエドムンド・ザノニ市立公園(Av. Horacio Neto, 1030)。 午前9時~午後6時。入場料は当日券が28レアル、金曜日は14レ。10歳未満、障害者は無料。今年の ...

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和食普及に助っ人、JICAが=栄養士の森さんが活動に意欲

(左から)聖南西文化体育連合会(UCES)の小川彰夫広報理事、森さん、貴田孝平ピニャール文協会長

 JICAシニアボランティアとしてコロニア・ピニャール(福井村)に、栄養士の森光子さん(64、滋賀)が先月から着任している。任期は2年間。聖南西地方を中心に料理講習などを行なう。 病人への食事療法や料理講習など、病院に勤務した経験を当地でも生かす。「糖尿病など病状によって具体的な助言もできる」と頼もしく語る。また日本食の普及と考 ...

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■今週末の催し

 20日(土曜日) 青葉祭り、午前7時、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)     ◎ アルジャー花祭り、午前8時半、アフロード展示会場(Av. PL do Brasil, km 4,5, Fazenda Velha)、日曜日も     ◎ 龍馬会定例会、午後2時、同会(Largo da Po ...

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大耳小耳

 五輪開催地ブラジルでは、ロンドン大会時の17個(金3、銀5、銅9)を超えるのは難しそうな雲行きだが、日本勢は29個(17日午後3時時点)で「メダル量産」と大騒ぎになっているとか。そんな日本のJICA海外移住資料館(在横浜、入場無料)では、サンパウロ市で小川彰夫さんが実際に持って走った聖火トーチが12日から展示中。20日(土)、 ...

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腰痛改善コラム=サムライの姿勢=メディカルトレーナー 伊藤和磨=(8)

階段を降りるときに、膝に負担がかかりやすい。身体をすこし横向きにして降りると膝への負担が軽減する

「膝の痛み」 1 長引いた梅雨が終わり、ようやく東京も夏を迎えました。ヒートアイランド現象で、これから寝苦しい夜が続くことでしょう。 リオ・オリンピックが開催して、ブラジルは大いに盛り上がっているようですね。 さて、今回のテーマは膝の痛みについてです。40代の半ばから膝の痛みを訴える人がチラホラと増え始め、60代になるとか多くの ...

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ブラジル水泳界の英雄 岡本哲夫=日伯交流から生まれた奇跡=(7)=戦前からの意外な繋がり

山本貴誉司から日本刀を受け取るパジーリャ(左、『Padilha, quase uma lenda』36頁)

 調べてみると、確かにパジーリャは戦前からスポーツ局の仕事をしていた。ヴァルガス独裁政権からサンパウロ州執政官(1938~41年)に任命されたアデマール・バーロスからの信任が厚く、パジーリャはサンパウロ市アグア・ブランカ区のベイビ・バリオニ体育複合施設、イビラプエラ体育複合施設コンスタンチノ・ヴァス・ギマランエスなどの建設を開始 ...

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実録小説=勝ち組=かんばら ひろし=(5)

 何しろ絶対多数のブラジル人に囲まれて住むのであり、ことに官憲の保護も十分に及ばないこの様な田舎町では不安を増すような噂が多かったのである。「ポポーッ」九時半を告げるハト時計が鳴った時だ。「大変だ。外人たちが大勢こっちへ向かってくる。もう広川さんの家をやって、今は平田さんの店を襲っている。その次はきっとここがやられる」様子を見て ...

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眠られぬ夜はもうご免!

 「眠られぬ夜」という言葉に何を思うかは、皆違う。五輪新記録で優勝した棒高跳びのチアーゴは喜びで眠れなかっただろうが、17日未明の現金輸送会社襲撃事件で40分間銃声を聞いた人は恐怖で眠れなくなった▼結婚、遠足、優勝など、喜びや興奮で眠れない時はまだいい。だが、悲しみや恐怖で幾晩も眠れなかった人は「あんな悪夢は2度と見たくない」と ...

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