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 聖市の主だった日系団体会長の揃い踏みだった大晦日の「餅つき祭り」で、「誰の搗き方が一番迫力あるか」と腰の入れ方など観察していた。記者の主観では、さすがに一世、県連・本橋幹久会長と援協・菊地義治会長が群を抜いていた。ところで、行列に並ぶ人に話しを聞くと、日系人でも「醤油をつける」くらいしか食べ方を知らない人が多くて驚いた。けっこう「喉に詰まる危険な食べ物」としても認識されているらしい。せっかくだから、餅を売っている日系商店とタイアップして、ポ語で「正しくて美味しい餅の食べ方いろいろ」の案内パンフとか作ったら、もっと盛り上がるかも。
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 日本の大晦日といえば紅白歌合戦だが、近年では格闘技番組も人気。この年末には、伯人女性がお茶の間の注目を集めたようだ。総合格闘技イベントに登場したブラジリアン柔術出身のガビ・ガルシア(30)が188センチ、93キロという体格を活かし、1ラウンドTKO勝利。再訪日にも意欲を見せたという。同イベントには、グレイシー一族からクロン・グレイシーも参戦し、こちらも勝利。他興行には2メートル20センチの大巨人モンターニャ(「山」の意)・シウバも出場。米国UFCなどでは次々にタイトルを失いつつある伯人だが、日本の格闘業界ではまだまだ活躍が目立つよう。
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 偽10レアル札を拝見した。それの場合、本物とは明らかな違いがあった。爪の先で紙幣をこすると数字が印字された部分で凸凹を感じるのが本物で、偽札を爪でこすっても引っかかりは感じない。これで偽札が見分けられると思ったが、全ての偽札でそれが通じるとは限らない。その食卓で熱く議論した結果、「偽札と暮らすしかない」という結論に…。日本なら〃ババ抜き〃はカードゲームだけだが、当地では実社会で役に立つ!?

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