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南大河州=北部海域でオイル漏れ事故=12、14年に続きまたしても

 南大河州市警は7日朝、同州北部のインベ市とトラマンダイ市の沖合いで、直径約10キロのオイルの染みがあるのを確認したと、7日付G1サイトなどが報じた。
 オイル漏れは6日夜、嵐によって海が荒れ、浮遊ブイとタンカーをつなぐ海底ホースが破損して起きたと見られている。
 マリーナ・ゴルツ警部によると、ペトロブラスの技師がオイル漏れを止める措置を行っており、環境犯罪として立件の可能性を捜査する捜査委員会が立ち上げられた。
 ピエーリ・エメリン・インベ市長は「同市海域で起きた最大の環境事故」とし、地元ラジオ局に「暴風のため海底ホースが破損し、オイル漏れが発生した」と語った。
 同海域では、12、14年にもオイル流出が起きている。12年1月には、120万リットルのオイルが、トラマンダイ市の海岸に到達した。14年7月には4千リットルのオイルが流出した。
 今回は少なくとも2500リットルのオイルが漏れたと見られている。インベ市は国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)と、原油輸送を行うトランスペトロ社に対し、事故の危険性を指摘していたというが、Ibamaは事前の指摘はなかったと語っている。

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