ホーム | コラム | オーリャ! | ゲイを示すポ語が20以上もある現実

ゲイを示すポ語が20以上もある現実

 先月29日、パウリスタ大通りでLGBT(性的少数者を示す略語)パレードが開催され、400万人以上で埋め尽くされた。見物のために訪れたオーリャ子だが、身動きがとれない時間帯もあったほどだ。
 当地は同性愛者に寛容な国なのだろうと思っていたが、話を聞くと「寛容ではない」という回答が意外にも圧倒的であった。特に肉体労働の世界などマシズモが支配する空間では、他人をからかうために「ゲイ」という言葉が頻繁に使用されるし、ポ語には「ゲイ」を示す言葉が20以上もあるという。
 一方、同性愛者に対して嫌悪感があるかという問いには殆どが「ない」と回答し、よき友人として普通に付合いをしているという。一部に過激な同性愛者嫌いがいても、それを凌駕するほど懐の深い人も大勢いる。この「懐は深いが内実は複雑」という国民性がブラジルのようだ。(航)

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 日本宗教がディズニー監督の心の支え2017年5月23日 日本宗教がディズニー監督の心の支え  ブラジル人初のディズニーアニメ映画監督となった松田レオナルドさんとの取材後、「もしも書きたければ、私が創価学会で仏教を学んでいることを記事に加えても大丈夫です」と松田さんからメールが入った。  調べてみると同学会のニュースサイト「SEIKYO Online」に3月27日付け […]
  • コラム オーリャ!2004年12月28日 コラム オーリャ!  一年の終わりにこんな結末が用意されていたとは誰が想像しただろう。スマトラ沖地震のニュースは世間のクリスマス明けの穏やかな気分を一転させ、地震被害の悲惨さを改めて認識させた。 […]
  • □コロナ禍緊急日誌□2020年4月30日 □コロナ禍緊急日誌□  昨日、日本からアマゾンの小包が届いてビックリした。中身は本が一冊。国際郵便は止まっているので、なんだろうと思ったらDHLだった。ドイツの国際輸送物流会社で「世界最大の国際輸送物流会社」とも言われる。こんなときでもちゃんと期日通りに配達するとは、さすが「世界最大」だけある。 […]
  • □コロナ禍緊急日誌□2020年4月4日 □コロナ禍緊急日誌□  2日午後、ある県人会事務局から編集部に電話があり、「県庁に送った荷物が中々届かない。一体どうなっているのか」という問い合わせがあった。郵便局関係者に聞くと、現在、ブラジルに限らずどこの国でも航空貨物や郵便物を防疫・検疫するために消毒作業をするようになり、通常より時間がかかって […]
  • □コロナ禍緊急日誌□2020年3月25日 □コロナ禍緊急日誌□  印刷版が一時停止になった本日付から、随時でこの欄を始めることにした。通常は20人近くがガヤガヤと仕事をする編集部だが、今週から大半が在宅勤務となり、現在はわずか3人のみ。  州知事の外出禁止令を受け、リベルダーデ区のレストランも全て閉店。わずかに丸海、ブエノ、海鮮、金沢、小 […]