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見慣れてはいけない光景

 週末サッカーをTV観戦中、後半戦が始まらず、観客や選手が息苦しそうにし始めた。熱狂した応援団同士が喧嘩して、鎮圧に入った警察が催涙ガスを放ったのだ。ただのギャングと化した応援団が警官と乱闘する図が生中継された。
 敵応援団や警察と喧嘩すると、チームに何の利益が? 全く考えていないからあんな蛮行ができるのだろう。チームの会長は翌日、「彼らの行為はチーム哲学と正反対。どんどん逮捕して欲しい」と語っていた。
 充満する煙、座席の破片が転がる通路…会場は2カ月後に五輪の試合も行われるスタジアムだ。
 見慣れてしまった光景だが、他国では決して当たり前ではない。五輪直前、世界からの視線が集まる今、ブラジルはどう映るのか? ブラジル文化をアピールする絶好のチャンスなのに、逆に恥ずかしい側面ばかり伝わりそうで恐ろしい。(規)

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