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ビジネス専門日語校が開校=南米初、東洋街に 出張教室も

(左から)村信校長、清元事務局長

(左から)村信校長、清元事務局長

 ビジネスにおける日本語学習を専門とした語学学校「ONGAESHI ビジネス日本語学校(ONGAESHI Negocios em Lingua Japonesa)」が1日、聖市に設立した。法人登録も行なっており、ビジネスに特化した学校の開校は南米初と思われる。
 教室は東洋街の大分県人会(Av. da Liberdade, 486, 2o. andar, sala 205)の一室に構え、火・木曜日に開催。個別の出張教室にも対応している。学習者は日本語能力試験N3以上を想定。
 世界最大の日系社会を抱え、日本企業や官公庁と関わる当地企業や団体が少なくない中、ビジネスに必要な日本語を学ぶ機会がないことに着眼し設立された。
 授業では状況に応じたマナーやルール、言葉遣いを学び、営業からトラブル対処までを担う、独り立ちしたビジネスマンの育成支援を目的とする。
 設立者の村信政幸校長(64、鳥取)は元駐在員で、鳥取県人会や日本語センターで理事を務める。退職後に日本語教師として800時間に渡る教授法、実習を履修した。
 日本の企業に36年間勤務した経験も合わせ、「元ビジネスマンによる日本語指導で、ビジネスの発展をお手伝いしたい」と話し、「マナーや言葉遣いの奥には、豊かな日本文化がある。その普及の一助になれば」と思いを語る。
 また盛和塾を通じた知人、清本周平さん(27、東京)が事務局長を務める。「社内業務しか任されてこなかった人材がビジネススキルを習得することで、社外との折衝など人材の有効活用につながる」と意義を語り、進出企業の事業展開を支える人的基盤作りへの貢献を目指す。
 日系企業や団体で働く者を主な対象とし、取り引き先現地企業や日系企業への就職を目指す学生などを対象に授業を行なう予定。村信さんは「学習者のニーズを掴み、それに応じたきめ細やかな授業を提供していきたい」と今後に意気込みを見せた。
 問い合わせは同校(11・2894・2473)、または村信さん(11・96377・5248)まで。

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