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2017年5月10日の記事一覧

援協定期総会=厳しい不況下だが堅調に推移=今年の総予算4億6千レアル

総会の様子

 「サンパウロ日伯援護協会」並びに「日伯福祉援護協会」(共に与儀昭雄会長)は、先月29日援協ビル5階で定期評議委員会及び定期総会を開催した。16年度事業及び決算報告の討議と承認ならびに、17年度事業計画と予算の承認が行われほか、任期2年間の評議員が選出された。  開会の挨拶で与儀会長は、「昨年は厳しい政治経済状況下にも関らず、不 ...

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倫理の会=「倫理が私を変えた」=米国から講師を招き勉強会開催

(左から)飯田会長、須郷会長

 ブラジル倫理の会(須郷清孝会長)は、南カリフォルニア倫理法人会の飯田隆会長を招き、6、7日にサンパウロ市及びアメリカーナ市内で、『倫理が私を変えた』と題して勉強会を行った。  飯田氏は駐在員として渡米以来、27年間米国に在住。会社員から独立して起業するも「資金がない、商売が上手く行かないなど苦難の連続だった」と回想する。だが、 ...

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大耳小耳

     ◎  『「勝ち組」異聞』(無明舎出版)は3月2日に日本で刊行された。郵送に2カ月余りかかったが、9日にブラジルに到着。すでにニッケイ新聞編集部、太陽堂(11・3208・6588)、竹内書店(11・3104・3399)、高野書店(11・3209・3313)で発売中。日本では1800円なので、通常のルートだと当地では150 ...

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深沢正雪著『「勝ち組」異聞』(無明舎出版)を読む=~遠隔地ナショナリズム論と「勝ち負け」抗争の今日的再考~=岸和田仁(『ブラジル特報』編集人)

『「勝ち組」異聞』(無明舎出版)の表紙

 第2次大戦が日系社会を分断し、日系人同士の錯綜した対立を引き起こしたが、そのトラウマが癒えるまでには長い時間を要した。それは、政治的社会的背景がそれぞれ異なる米国でもブラジルでも日系社会を激震させた歴史的事実である。  端的な例をあげれば、1942年、カリフォルニア州北部のツールレイク収容所には米国への忠誠を拒否した日系人の多 ...

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《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(22)=リベルダーデとの意外なつながり

やたらと立派な「アラグアイア州政庁」

 州都パウマスは南緯10度、朝からじわじわと汗をかく暑さだ。  ガイドに案内されて最初に向かったのはプラッサ・ドス・ジラソイス(ひまわり広場)。57万1千平米という南米最大の面積を誇り、「世界でも2番目」と自慢する。  パウマスの町は、計画都市の大先輩ブラジリアをモデルにする。ヒマワリ広場は三権広場に相当し、州政庁を中心に両側に ...

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