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6月 2017の記事一覧

《ブラジル》検察庁のテメル告発は不可避か?=「疑惑のテープ」は編集なし=既に対策の閣僚会議開催=カギを握る下院での投票

26日のテメル大統領(Beto Barata/PR/Fotos Públicas)

26日のテメル大統領(Beto Barata/PR/Fotos Públicas)  JBS社社主のジョエズレイ・バチスタ氏との会話が録音された「疑惑のテープ」が、鑑定の結果、「異常なし(編集・改ざんの跡なし)」と判断されたことにより、連邦検察庁によるテメル大統領告発は止めることができそうもなくなった。大統領はあらゆる対策を打つ ...

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《ブラジル》インフレ率=11年ぶり単月度マイナスを記録か?=中銀予想はマイナス0.1%=「利下げ進めるべき」と関係者

16年7月を最後に月間インフレ率0・5%を超える事もなく、遂にマイナス予想に(参考画像 - Marcelo Camargo/ABr)

16年7月を最後に月間インフレ率0・5%を超える事もなく、遂にマイナス予想に(参考画像 – Marcelo Camargo/ABr)  この6月、11年ぶりに月間インフレ率がマイナスと、事実上のデフレを記録する可能性があると、25日付現地紙が報じた。  ブラジル中銀が、週刊経済指標調査〃フォーカス〃発行のため、経済ア ...

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《ブラジル》ラヴァ・ジャット裁判=パロッシに12年の禁固刑=石油採掘船建造絡みの収賄で

 労働者党(PT)政権で財相や官房長官を務めたアントニオ・パロッシ被告に26日、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)絡みで12年の実刑判決が下ったと同日付現地紙サイトが報じた。  パロッシ被告は連警が16年9月に行ったLJ第35弾で逮捕され、収賄や資金洗浄(マネーロンダリング)の罪に問われていた。第35弾はオデブレヒト・グループが請け負 ...

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サンパウロ市=墓の管理費徴収開始か?=最大で年600レアル(2万円相当)を検討

 サンパウロ市のジョアン・ドリア市長は、同市営の公共墓地にある墓の維持費として、所有者から年間200~600レアルを徴収する事を検討していると、24日付現地紙が報じた。  また、サンパウロ市は、スペースの有効活用のため、低所得者は一定期間後に遺骨を掘り出す浅い穴に埋葬するのを止め、低所得者も一つの墓に3体埋める深い穴の墓に埋葬す ...

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サンパウロ市=アウグスタ街のSBイベントに車が乱入=3人の若者をはねて逃走

 25日午前、サンパウロ市パウリスタ大通りからアウグスタ街を経て、セントロのヴァーレ・ド・アニャンガバウーに至るスケートボード(SB、通称スケボー)のイベントに突如、車が乱入し、スケボーを楽しんでいた若者たちをはねて逃走する事件が発生した。26日付現地紙が報じている。  この日は、6月21日に指定されている「国際スケートボードの ...

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東西南北

 ダッタフォーリャが23日に発表した最新の世論調査によると、テメル政権を良い/最良と評価した人は前回調査をさらに下回る7%だった。この数字はジウマ前政権が16年4月に記録した最低評価の13%を大きく下回り、ハイパー・インフレだった1989年にサルネイ政権が記録した5%以来の、28年ぶりの低評価となった。現政権ではGDPが2年ぶり ...

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ウバツーバ市議会=日本移民の日を本日採決=「平和の重要さ思いおこす」=アンシェッタ島投獄者を顕彰

アンシェッタ島の監獄博物館

 サンパウロ州北東海岸部ウバツーバ市にある、凶悪犯や政治犯が収容された監獄島「アンシェッタ島」――。ここには、終戦直後の3年間、DOPSに逮捕された臣道連盟幹部や、ご真影の踏み絵を拒否しただけの日本移民を大半とする172人が収容された。坂本メリッサさんらの働きかけにより、9月23日を「日本移民の日」に制定しようとの動きが同市議会 ...

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200人で沖縄の伝統を演奏=「時の鼓魂」サンパウロ州6公演

来社した皆さん

 「レキオス芸能同好会エイサー太鼓(大嶺初枝会長)の15周年と、玉城流小太郎会ブラジル支部(同支部長)の20周年を記念した公演「時の鼓魂(こだま)」が、7月2日からサンパウロ市、サントス市、マリア市で計6回行われる。  数十人の一団が「身体をひねる、しゃがむ、飛ぶ、回転する」という踊るような振り付けをしながら、「締め太鼓」や「パ ...

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「桜400本見ごろ、楽しんで」=文協桜まつりが今週末

案内のため来社した皆さん

 ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)が「第21回文協桜まつり」を7月1、2日に、サンパウロ州サンロッケ市の国士舘大学スポーツセンター(Rodovia Bunjiro Nakao, km 48, Estrada do Carmo, 801, Carmo)で行なう。入場無料、午前8時~午後5時まで。  沖縄桜、ヒマラヤ桜、雪割 ...

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大耳小耳

 現存する最古のブラジル移民送り出し団体、日本力行会(東京都練馬区)の機関紙『力行世界』1074号が5月に発行された。1897年創立だから今年120周年。送り出された当地側にもブラジル力行会があり、こちらも今年100周年迎える。現存する最古の日系団体の一つだ。冒頭には、9月17日に文協小講堂で開催されるブラジル力行会創立100周 ...

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