JBS社社主のジョエズレイ・バチスタ氏との会話が録音された「疑惑のテープ」が、鑑定の結果、「異常なし(編集・改ざんの跡なし)」と判断されたことにより、連邦検察庁によるテメル大統領告発は止めることができそうもなくなった。大統領はあらゆる対策を打つと見られるが、連立与党の支持基盤も弱まっていると24~26日付現地紙が報じている。
23日、現地紙サイトの速報で、連邦警察が3月7日にジャブルー宮で行われたテメル大統領とジョエズレイ氏の対話の録音を鑑定した結果、大統領側が主張していた「編集の跡があり、内容が変えられている」との訴えを退ける判断をしたことがわかった。