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巨額投資は先見の明?

 先日、某日系損害保険会社の駐在員に話を聞く機会があった。当地の不景気を嘆き、「もともと日本に比べて車の盗難が多いが、不景気だとさらに増えて、保険金の支払いが膨らむ。それに車が売れないから、新規の保険契約も減っている」とため息混じりに話した。
 これ以上不景気が続くと、意図的に事故を起こす保険金詐欺も増える。収入は減るのに、支出が増える。保険会社にとってこの悪循環は、近年稀な最悪な状況だという。
 日本の通信会社ソフトバンクが新興ブラジル企業に1億ドルを投資したことを本紙で先日報じた。将来を見据えてのことだろうが、よくこの不景気にそんな大金を投じたと思わざるを得ない。
 ただ社長の孫正義氏は今まですさまじい勢いで事業を成長させてきた手腕の持ち主。今回の投資が「先見の明だった」といわれるのは5年後、10年後、それとも…。(陸)

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