【既報関連】ブラジリアの連邦直轄区第20法廷(第一審)のレナト・ボレッリ代理判事が25日に出した、「政府によるガソリン、ディーゼル油、エタノールにかかる税金引き上げを差し止める予備判決」を、ブラジリアの連邦地方裁判所(TRF・控訴審担当)のイウトン・ケイロス長官が26日に棄却したと、27日付現地各紙が報じた。
連邦総弁護庁(AGU)は、政府が現在直面している財政上の問題を考慮すれば増税もやむなしと主張し、第一審の予備判決の棄却を求めた。政府試算では増税が認められないと、一日あたりの税収が7800万レアル減少すると訴えていた。
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