14日夜以降、「マリエーレ・ショック」に襲われている最中のブラジル。国内ニュースはこの件でほぼ独占状態だが、それにしても、国民がこれほどに一致団結して抗議活動を行うのはジウマ大統領の罷免前以来ではないだろうか。不人気なテメル政権やルーラ元大統領の裁判結果に対しても、国民の反応は思ったほど盛り上がらなかったが、この予期せぬ殺人事 ...
続きを読む »3月 2018の記事一覧
移民史料館=特別展「子供移民の生活」開始=同名著作の出版を記念=当時の玩具、教科書、雛人形展示
ブラジル日本移民史料館は、創立40周年及びブラジル日本移民110周年の特別展『子供移民の生活』を「桃の節句」(雛まつり)である3日から同館9階で開催している。これはポーランド移民の歴史学者のモニカ・ムサッチ・シートリノウィッチ氏と夫ローネイ氏が、同館所蔵の写真史料をもとに制作した同名の著書出版に伴って企画されたもの。同日午後2 ...
続きを読む »救世教が移民110周年を支援=同記念祭典委員会に寄付金
ブラジル世界救世教(マルコ・レゼンデ本部長)が7日午後、文協ビル内でブラジル日本移民110周年記念祭典委員会に寄付金を贈与した。贈与式には同委員会の呉屋春美祭典委員長、菊地義治実行委員長、野村アウレリオサンパウロ市議、在聖日本国総領事館の岩嶋健次領事ほか委員会メンバーが出席した。 レゼンデ本部長(62)から呉屋祭典委員長に寄 ...
続きを読む »■人探し■
長野県在住の司法書士・田中幸実さんが、関山虎雄さんの相続人を探している。 虎雄さんは、大正2(1913)年に長崎県西彼杵郡喜々津村生まれ、昭和17(1942)年に翁うめさんと結婚。昭和59(1984)年に虎雄さんはパラナ州ロンドリーナ市で死亡している。 本人以外の情報としては、平成3(1991)年にうめさんが死亡した際、届 ...
続きを読む »大耳小耳
JICAボリビア通信「高いところから失礼します!!」20号では、興味深い「謎解き」をしている。《ボリビアには、夜になると開店(出現)する屋台「アンティクーチョ」屋さんがあります。アンティクーチョとは、牛の心臓、つまりハツを串刺しにして炭火で焼いたものです。そのハツに辛いソースを付けて戴くのですが、そのソースの辛さがフライデイナ ...
続きを読む »銃剣とブルドーザー=米軍に美田奪われた伊佐浜移民=(4)=強制接収から2年、ブラジルへ
戦中のことを語る屋良さん サンパウロ市カーザ・ヴェルデ地区在住の伊佐浜移民、屋良朝二(やら・ともじ)さん(78)の一家は戦前、フィリピン・ダバオでマニラ麻の農園に従事していた。戦争が始まると敵性国民として追い立てられ、他の日本人たちとともに避難生活が続いた。まともに食べる物がないなか逃げ回り、みんな足を悪くしたり、病気になった ...
続きを読む »どこから来たの=大門千夏=(60)
一人は最高 小雨降る日、ジャルジン区を歩いていたら、新しく出来た骨董店を見つけた。ショーウィンドウにはミッドセンチュリーと言われる時代の椅子と小さな机が飾ってある。 このミッドセンチュリーとは「世紀の真ん中」という意味で、第二次世界大戦後の一〇?二〇年間に、アメリカ、北欧などのデザイナーによって、戦争中に開発されたプラスチ ...
続きを読む »ネイマールがホーキング博士追悼で物議=車椅子姿の博士を真似て
右足の第5中足骨骨折のため、現在はブラジルで静養中のネイマールが、ネット上でひと騒動起こしてしまった。 14日、ネイマールは自身のインスタグラム上で、イギリスの世界的な宇宙物理学者、スティーヴン・ホーキング博士の死に対して、博士の発した有名な「自分の迎えている境遇の中から最良の部分を見つけて、ポジティヴな姿勢をとらなくてはな ...
続きを読む »《ブラジル》不況脱出から1年で、各企業の投資意欲も回復=建設・土木の復活がカギ
建設・土木業が復活すれば、いっそうブラジル経済も活発化する(参考画像・Dênio Simões/Agência Brasília) ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)が15日、今年第1四半期のブラジル工業界の投資意欲指数は、前期比7・7ポイントアップの123・7ポイントだったと発表した。これは129・5ポイント ...
続きを読む »米国保護主義への懸念相次ぐ=サンパウロ市開催の世界経済フォーラムで=「対話が重要」とテメル大統領=来賓ペレは教育の充実訴え
世界経済フォーラムでのテメル大統領(左から3番目)とペレ(左)(Beto Barata/PR) 【既報関連】「ミニダヴォス会議」とも呼ばれる、ラテンアメリカ世界経済フォーラムが、13~15日にサンパウロ市で開催された。13日はプレス・オープンのため、事実上の開会となった14日の開会セッションで、ミシェル・テメル大統領(民主運動 ...
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