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3月 2018の記事一覧

《ブラジル》ジウマとFHCが証言台に=ルーラのアチバイアの裁判で

 ルーラ元大統領がサンパウロ州アチバイアの別荘を介して収賄を行っていたとの疑惑の裁判で、パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事が、ジウマ前大統領やカルドーゾ元大統領が証言台に立つ日程を定めた。8日付G1サイトが報じている。  パラナ州連邦地裁で行われる裁判は、ルーラ氏の名義ではないが、実際の所有者はルーラ氏とされるアチバイアの別荘 ...

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《ブラジル》農地占拠運動=大手新聞オ・グローボ紙の印刷所を襲撃=「報道の自由侵害」とグローボ社は非難

グローボ社印刷所に集結したMTS活動家たち(フェイスブック)

 農地占拠運動(MTS)に所属する500人ほどの活動家が8日朝、リオ市の北側に隣接するドゥケ・デ・カシアス市で、ブラジル最大手メディア企業グループの基幹会社オ・グローボ紙の印刷所を占拠したと、8、9日付現地各紙・サイトが報じた。  10台ものバスで乗りつけた活動家たちの中には、大型ナイフで武装した者もいた。活動家たちは、建物の外 ...

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東西南北

 本面でも報じているように、10月実施の大統領選に既に11人もの候補が出馬を公式に宣言している。まだ、この後、連立与党の候補などが出てくることが予想されるが、サンパウロ州民的には、おなじみの泡沫候補レヴィ・フィデリックス氏の名前がないのが気になるところ。サンパウロ市市長選やサンパウロ州知事選、更に大統領選と、大きな選挙には毎度の ...

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ど根性ひまわり、ブラジルでも=東日本大震災に負けず咲く=「ブラジルの花とても大きい」

アチバイアの農場で開花したど根性ひまわり8世

 今年も3・11東日本大震災の日が目前に――2011年3月11日午後2時46分、三陸沖を中心に最大震度7の強い揺れが襲った。宮城県石巻市では市内の鮎川浜から8・6メートル以上の高さ(鮎川検潮所発表)の津波が押し寄せ、市内の人命や建物を襲った。その津波で流されてきたひまわりの種が開花して話題を呼び、塩害に負けなかったことから「ど根 ...

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JH=来場者70万人、今月達成へ=パウリスタ・クルツラル11日

会合を終えた関係者

 ジャパン・ハウス(平田アンジェラ館長)は、「第8回運営委員会」を先月28日に同館で行った。4月1日から新発足する「JHアソシエーション」における事務局新体制やこれまでの運営状況、今後の運営予算について議論が行われた。  5月開館から8カ月で来館者数が50万台の大台を超え、12~2月の休暇シーズンにおいても来館者数を順調に伸ばし ...

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第89回立教大祭を盛大に=み教えで企業繁栄、家族安泰

ケーキを前に「使命行進曲」を大合唱する幹部や来賓

 生長の家ブラジル伝道本部(向芳夫理事長)は第89回立教記念日・総裁法燈継承記念式典を4日、サンパウロ市ジャバクアラ区の本部講堂で開催し、約500人が出席した。89年前に雑誌『生長の家』を1千部出版したことから始まり、現在では同伝道本部だけで月60万部を発行し、中南米、アフリカ、欧州など18カ国に布教するなど日本を超える250万 ...

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日系作家・佐野シルヴィオさん=日系社会伝える本出版会、10日に

新作を出版した佐野さん

 日系作家の佐野シルヴィオさんは、自身のコラムや短編小説、詩をまとめた「Kontos Kronicas Kancoes」の刊行を記念し、出版記念イベントを10日午後2時から7時まで、三重県人会(Av. Lins Vasconcelos, 3352, Vila Mariana)で行う。千冊刊行、30レ。  8つの短編小説「Kont ...

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現代陶芸展示会=伯英国センターで来月1日まで

案内のため来社した生駒さん

 現代陶芸会(CCBRas、生駒憲二郎会長)が『現代陶芸展示会 ブラジルと英国』を4月1日まで、サンパウロ市ピニェイロス区の英ブラジルセンター(Rua Ferreira de Araujo, 741)で開催している。英ブラジルセンター、サンパウロ市文化局などが協賛。  ブラジルの陶芸家が77人、英国から12人、招待された陶芸家7 ...

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どこから来たの=大門千夏=(55)

 薄汚い男たちが手に手にコップを持ち、あるいはピンガ(サトウキビからつくる蒸留酒)の瓶を持ってじっと車を見ている。酒飲みの最中だったのだ。金曜日の夜はサラリーマンと同じ、気分が解放され同僚どもが集まって酒飲み会をするのだろうか。さしづめ今夜は「乞食の宴会日」か。  おそるおそる車を降りると、途端にホホを刺すほどの冷たさが襲ってき ...

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《ブラジル》違法薬物所持の基準は?=「微少量所持者まで有罪には出来ない」と訴え=治安相が最高裁長官に直談判

ラウル・ジュングマン治安相(Antonio Cruz/EBC/FotosPúblicas)

 ラウル・ジュングマン治安相は8日、カルメン・ルシア最高裁長官と面会し、違法薬物所持に関して、「有罪となる最低量を決める」ための審理を再開するよう求めた。  同相はカルメン長官との面会の後、「現行法には、極めて悪質な密売人と、自分が使うためにほんの少し買った人や自分用の麻薬を持ち歩いている人とを区別する基準がないため、各判事や各 ...

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