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《ブラジルネット事情》「ネットはスマホでだけ」が49%=所得格差によるネット環境の差も指摘

 ブラジルインターネット運営委員会(CGI・Br)が24日に発表したところによると、ブラジル国内350市、2万3千人に聞き取り調査を行った結果、インターネットにアクセスしているブラジル人の内、ほぼ半数はもっぱらスマートフォンでアクセスしている事がわかった。
 この調査は2005年から毎年行われているが、今年初めて、「スマートフォンでだけネットにアクセスする」と答えた比率が、「スマートフォンとパソコンの両方でネットにアクセスする」と答えた比率を上回った。
 また、ブラジル人世帯の5分の1は、家にパソコンはないが、ネットが繋がる環境にある事もわかった。
 最近(過去3カ月以内に)ネットにアクセスしたブラジル人の内、49%はスマートフォンだけを使ってネットにアクセスし、4%はパソコンだけを使ってネットにアクセスしていた。両方を使ってアクセスしていた人は47%だった。
 ブラジル全体で見た場合、インターネットにアクセスできる人口は増えてはいるが、収入格差別のネット利用格差は依然として存在する。
 世帯収入が月額8100レアル以上のAクラス階層では、99%が自宅でネットにアクセスできる。世帯収入が月額2300レアル以上、4600レアル未満のCクラス階層の場合、自宅でネットにアクセスできるのは69%だった。世帯収入が2300レアル未満のD、Eクラスは30%だった。
 また、D、Eクラスでネットを利用できる人の80%は、自宅備え付けのネット設備ではなく、持ち運びのルーターなどを家に持ちこんで利用していた。
 自宅でネットが利用できないと答えた人々にその理由を聞くと、「自宅がそもそもネットに繋がる環境にない」、「ネット利用に興味がない」、「やり方がわからない」などがあがった。
 また、別機関のブラジル地理統計院(IBGE)が今年2月に発表した調査によると、2016年10~12月にスマートフォンを使ってネットにアクセスした人の割合は10歳以上のブラジル人の95%に達していたという。(25日付フォーリャ紙、エスタード紙より)

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