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TVドラマでも揺らいだモロへの信頼性

モロ法首相(Antonio Cruz/Agencia Brasil)

モロ法首相(Antonio Cruz/Agencia Brasil)

 伯国でも世界有数に加入者の多い、映像配信サービス「ネットフリックス」では今日10日から、ペトロブラス汚職を暴くラヴァ・ジャット作戦を元にした伯国製作の連続ドラマ「オ・メカニズモ」の第2シーズンがはじまる。このドラマが、ラヴァ・ジャットの捜査員や同事件に絡んだ政治家などが実名を変えて配役されていることで、昨年3月配信の第1シーズンでも国際的にかなりの話題を呼んでいた▼ただ、第1シーズンと第2シーズンのあいだで、皮肉なことが起こった。監督を手がけるジョゼ・パジーリャの、ラヴァ・ジャットに対しての意見が大きく変わってしまったのだ。それは、同作戦を厳しく指揮する担当判事だったセルジオ・モロ氏がボウソナロ政権の法相に就任してしまったためだ▼

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