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ラ米最大のユダヤ系音楽祭で=バンド「ジンタらムータ」公演

バンド「ジンタらムータ」(提供写真)

 サンパウロ市で開催されるラ米最大のユダヤ系音楽祭「第10回クレズマー(Kleztival)フェスティバル」に、アジアからの初招聘として日本のバンド「ジンタらムータ/Jinta-la-mvta」が出演する。
 このバンドは04年に大熊ワタル(クラリネット)、こぐれみわぞう(チンドン、歌)により創立された。今回の出演メンバーは2人に加え、秦コータロー、木村仁哉、ふーちんら5氏。
 この音楽祭はブラジル文化省、サンパウロ州文化局、ブラジル・ユダヤ音楽協会(IMJ)が主催し、ブラジル全国から東欧ユダヤのクレズマー音楽家を招聘して公演するもの。この10年間で通算700人の音楽家、90バンドが公演してきた。今回の「ジンタらムータ」の参加は、国際交流基金の招聘協力で実現した。
 同バンドも音楽祭ではクレズマー音楽を中心に演奏する。だが普段は日本で庶民的な大衆音楽として、古今の日本歌謡・流行歌も演奏しており、慰問演奏や練り歩き等もしているという。
 公演予定は次の通り。
 【31日(木)】◎正午=メトロ・サンタセシリア駅、◎午後8時半=パウリスタ・ユダヤ協会(招待者のみ、CIP Congregacao Israelita Paulista (concerto com convidados)
 【2日(土)】◎午後9時、SESCコンソラソン(要入場券、Rua Dr. Vila Nova, 245 – Consolacao)
 【3日(日)】◎午後6時、Red House School(Rua Albuquerque Lins, 773 – Higienopolis)