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文芸

刊行物=『椰子樹』

ニッケイ新聞 2009年5月27日付け  『椰子樹』三月号(三百四十号)が発行された。「月下の美人」(米沢幹夫、その一首「夕べ咲き朝にしぼむ習性を淋しと思う愛しと思う」)、「ひとひらの詩」(尾崎都貴子、その一首「かりそめの世と言え苦楽を共にせし妹逝きむわれより先に」)、「短歌で綴る女性の移民史―百年の移民妻たち(九)」(高橋暎子 ...

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実業のブラジル=5月号発売

ニッケイ新聞 2009年5月21日付け  実業のブラジル五月号が発売された。  今月号の特集は、「増大する政府支出」「下がらないブラジルの金利」「サンパウロ株式、5万ポイントを獲得」「今年の消費傾向」など。  各日系書店などで取り扱っている。問合わせは実業のブラジル社(電話=11・3287・8716)まで。

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刊行物「同素体」

ニッケイ新聞 2009年5月19日付け  『同素体』六月号(通巻五五一号)が発行された。同人作品から、「秋冷」(畔柳道子、その一句「アセローラぽとりぽとりと秋迫る」)、「演芸会」(弓削星華、その一句「敬老日接待係のミニサイア」)、「秋」(黒木幸子、その一句「耳かせば目が笑うており秋の庭」)、ほか。

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【出版】=『しのびよるシャーガス病』=慶大の竹内教授ら出版

ニッケイ新聞 2009年5月19日付け  シャーガス病の詳細を記した『しのびよるシャーガス病―中南米の知られざる感染症』(慶應義塾大学出版会株式会社)が同大学医学部の竹内勤教授と三浦左千夫助教授により、三月に刊行された。全百十ページからなり、病気の説明や症状、実態調査などが掲載されている。  シャーガス病は発熱、貧血、浮腫などの ...

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刊行物『蜂鳥』

ニッケイ新聞 2009年5月16日付け  『蜂鳥』三月号(第二百七十七号)が発行された。巻頭「伝統俳句の継承」(野見山朱鳥「助言抄より」)、遺句集「蜂鳥」より「真珠店」(富重かずま)、蜂鳥集(久子選)、「蜂鳥集評」(富重久子、その三句「豆挽いてみんなで作る新豆腐」(赤木まさ子)、「アマゾンに八十年や銀河澄む」(三宅昭子)、「鬼灯 ...

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ピンドラーマ=5月号発行

ニッケイ新聞 2009年5月13日付け  コジロー出版社の情報誌「ピンドラーマ」五月号が発行された。  今月号の特集は、「聖体祭イトゥーの町」、「ブラジルは鉄道も面白い! サンパウロ・レイル・ウェイの話」、「大湿原のモノローグ パンタナルの独白」。政治経済、サッカー、音楽、料理、イベント情報など毎月のコーナーも掲載している。   ...

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メイド・イン・ジャパン5月号

ニッケイ新聞 2009年5月13日付け  JBC出版の日本文化専門情報誌「Made in JAPAN 日本製」五月号(通算百四十号)が刊行され、日系書店やバンカに並んでいる。  今月号の特集「日本語おもしろ百選」では、漢字のなりたちから、日本独特の言い回しなどを紹介。デカセギに関する記事も掲載している。  一冊七・九〇レアル。問 ...

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刊行物「国境地帯」

ニッケイ新聞 2009年5月8日付け  文芸同人誌「国境地帯」(第二十一号、編集・発行=菅沼東洋司)が刊行された。巻頭章は、国際日本文化研究センターの細川周平教授が寄せたエッセー「『外』の人」。  前山隆氏の「自伝的回想―文化人類学入門私記」は最終回(百六十枚)となり、ブラジル地方中都市の現地調査の様子などが描かれている。  郷 ...

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刊行物『親睦』

ニッケイ新聞 2009年5月8日付け  『親睦』五月号(通巻四百九十二号)が発行された。扉「一句集」から「出稼ぎの父の小包ひな人形」(とよき)、「道問えば栗拾いかと聞き返す」(恒夫)、「蜻蛉や瞳開いて知る浮世」(陽子)、選句と感想から一句、笠石春江選「流しびな孫の願いを乗せて行く」(みのり)、ほか。

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【出版】=小説集『望郷の果て』=荒木さん「自分の集大成」

ニッケイ新聞 2009年4月30日付け  昨年ニッケイ新聞で連載された作品を含む荒木桃里さん(本名=荒木信秋、83、熊本)の小説選集が、『望郷の果て』というタイトルで今月刊行された。  同著は一九七七年にパウリスタ文学賞を受賞した小説「うしおの河」、〇五年に武本賞を受けた小説「猿橋の河」に加え、昨年三月二十日から八月二十三日まで ...

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