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第6回南米婦人の集い=レジストロ、皆で村おこし

第6回南米婦人の集い=レジストロ、皆で村おこし=(4・終)=故郷偲ぶ土地に再訪願う

3日間過ごした土地で意見交換に力が入る

 最終日の17日は午前8時にホテルを出発し、セッテ・バーラス市の曲尾バナナ園の視察に向かった。  収穫したバナナの洗浄や、選定する工場で収穫から出荷についての説明を受けた後、バナナ農場の見学を希望する声が上がった。バスで揺られながら園内を移動し農場へ到着すると、婦人らは初めて訪れる農場でバナナの木を見上げ、「初めて見た!」と歓声 ...

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第6回南米婦人の集い=レジストロ、皆で村おこし=(3)=各地の活動に刺激、茶畑視察も

夕日が照るおばあ茶んの茶畑で

 報告会には3年前の集い開催地となった、サンフジ婦人部組合(サンタカタリーナ州サンジョアキン)の降旗マリナさんも登壇した。同組合は数ある婦人団体の中でも、組合になるほど成長した団体だ。設立の経緯、現状について紹介した。  平均年齢60歳の組合員がりんごジュースやりんご羊羹などを製造販売している。ジュースは県連日本祭りでも販売され ...

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第6回南米婦人の集い=レジストロ、皆で村おこし=(2)=自分の生産物に誇りを!

フェイラ・デ・プロドゥトルで山芋を手にレシピを話し合う

 夕食会では文協青年部らの民謡発表や健康体操を楽しんだ。CKCの大森麗裕さんが事業の目的を改めて確認。レジストロ農協婦人会の宇都宮和子会長は「この3日間、実のあるものにしたい」と意気込みを語った。 ■   ■  集い2日目は早朝にホテルを出発し、『フェイラ・デ・プロドゥトル』と呼ばれる直売市へ。採れたばかりの鮮度の高い食品が並ぶ ...

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第6回南米婦人の集い=レジストロ、皆で村おこし=(1)=現地で息づく日本文化

SESC前で説明中の清水さん

 中央開発株式会社(CKC、山口達朗所長)などによる『第6回南米婦人の集い』が先月15、16の両日、サンパウロ州レジストロで行われた。バイーア、サンタカタリーナなど国内各地ほか、パラグァイからも婦人団体が集まり、約70人が交流を深めた。(國分雪月記者)  各地婦人会の連携強化を狙うこの事業。今年の集いはアルゼンチン、ボリビアの参 ...

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