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デカセギ 関連記事

特別座談会=四世ビザはどうあるべきか?=日伯交流の将来担う人材育成の枠組みとして=(4)

永井康之さん

【深沢】でもそのポルトガル語は、日本では勉強していた訳じゃないんでしょ。本を読むとか独学だったんでしょ。 【島野】はい。 【深沢】それを大学で勉強し直すみたいな部分はなかったの? 【島野】小学校四年生までブラジルにいたので、ポルトガル語の読み書きとかはマスターしていたんですよね。それを15年間、維持しただけなんです。大学では大量 ...

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ロンドリーナ=創業70年、同地最古の日系商店=創業者の想い引継ぐバザール味村

(左から)忠昌さん、トキ子さん

 パラナ州ロンドリーナでかつて〃日本人街〃と呼ばれていたセルジッペ街――戦後の急速な発展に伴い、最盛期には日系人が2千世帯を超えた同地も、今では日系商店がわずか2、3軒に。そんななか最古の日系人商店「バザール味村」は、今年で堂々たる創業70年の節目を迎えた。  店内はどこか昔懐かしい日本の雰囲気を漂わせる木作りで、今では珍しい木 ...

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CIATEコラボ会議、25、26日=在日ブラジル人の日本社会統合テーマに

来社した永井専務理事

 CIATE(国外就労情報援護センター、二宮正人理事長)は、『2018年度CIATEコラボラドーレス会議』を25、26日午前9時から、文協貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。日ポ両語、入場無料。  今回のテーマは「現代の日本―在日ブラジル人の日本社会への統合」。日伯の専門家が様々な角度から日本に住む日系 ...

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トメアスー=福岡大学等が野球道具寄贈=JICA伊取さんを通じて

寄贈品について説明する伊取さん

 パラー州トメアスー郡クアトロ・ボッカスのトメアスー文化農業振興協会(ACTA、柴田一宇シルビオ会長)の野球チーム指導員として、JICAボランティアで伊取成貴(いとりなるき)さん(22、福岡県)が派遣されている。伊取さんは7月29日、同チームに母校・福岡大学野球部などから寄付された野球ボール200球やグローブ、キャッチャー防具な ...

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特別座談会=四世ビザはどうあるべきか?=日伯交流の将来担う人材育成の枠組みとして=(1)

座談会の様子

 四世ビザが成功して五世、六世まで訪日就労しながら日本文化を学べるようになるならば、この査証制度は日系社会の将来を左右する大事な制度ではないか――そんな問題認識に基づいて、元デカセギ子弟で帰伯後にブラジルで弁護士になった島野パトリシアさん、デカセギ対応の最前線にいる国外就労者情報援護センター(CIATE)の専務理事・永井康之さん ...

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IDES=日本語無料講座を開講=デカセギ希望者向けに特化

挨拶する交流ネットの林事務局長

 サンパウロ市リベルダーデ区の教育健康開発協会(IDES、セルジオ・デ・マトス・オリベイラ会長)の中に、NPO法人交流ネット(本部=愛知県)などが進める日語教育を中心とする支援センターが新設され、7月16日に開所式が行われた。  交流ネットの林勉事務局長、アバンセ・コーポレーションの島田英治事務取締役、法人ブラジリアン・ビジネス ...

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岐阜県人会が創立80周年式典=母県の慶祝団40人が祝福=長屋会長「若手呼び込む!」

左から野島副議長、神門副知事、長屋会長、一般財団法人国際クラブの高橋雄造専務理事

 ブラジル岐阜県人会(長屋充良(ながやみつよし会長)は「県人会創立80周年、移住105周年、岐阜県農業高校生海外実習派遣40周年記念式典」を7月29日、サンパウロ市リベルダーデ区の広島文化センターで開催した。約40人が母県から駆けつけ節目の日を祝した。今年2月に就任した長屋会長(59、関市)は、県人会を活性化し離れていた若手会員 ...

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大耳小耳

 6月2日付けに本面で紹介した「デカセギから日本文化伝道師に=大人気ユーチューバー夫妻=移民110周年の記念動画製作」のユーチューバー、Pritさん、Lohgannさん夫妻がブラジルに来ている。2人は県連日本祭りで撮影したほか、ファンとも会っていた様子。200万人以上が視聴するYoutube番組に日本祭りが出るかも!? ほか、2 ...

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眞子さま、いらっしゃいませ!=「明治の日本」残すノロエステ=日系社会から歓迎の言葉続々

四世まで同居する安永家

プロミッソン=教育勅語が大家族の中心に=「世に尽くすことが喜び」  「これが人生で最高の写真です」――プロミッソンの安永一門の長老・忠邦さん(97、二世)がにこりと笑みを浮かべて取り出したのが、30年以上前に日語教師の研修で訪日した際、天皇皇后両陛下(当時、皇太子同妃両殿下)に謁見した当時の写真だ。  戦時中に日語が禁止されるも ...

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日本移民110周年=サントス日本語学校の完全返還=ようやく訪れた「本当の終戦」=(3)=「南米における日本移民の出エジプト記」

日本移民らのサントス強制立退きを報じるトリブナ・デ・サントス紙1943年7月10日付

 1942年1月にブラジルが連合国側について以来、ドイツ潜水艦による米国向けブラジル商船などへの攻撃が始まった。ブラジル政府はその対抗処置として、枢軸国側移民の資産凍結を始め、4月からはDOPS(社会政治警察)が日系社会の主だった指導者を次々にスパイ容疑で収監し、拷問する時代になった。  そんな収監者を支援するために、1942年 ...

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