今回の「故郷巡り」ツアーを一言でいえば、「承前啓後(しょうぜんけいご)」か――「過去を受け継いで、未来を導き開く」という意味だ。ボリビアとの国境である奥アマゾンのロンドニア州都ポルト・ヴェーリョ、そして一番新しい州トカンチンスのパウマスでは、ブラジル近代史と一体になった、とんでもなくダイナミックな日本移民の姿があった。3月17 ...
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《ブラジル》JRパス問題、日本側が譲歩=東京五輪の年まで利用可=10年以上在住の永住者限定
【既報関連】外国在住の日本国籍者へのJRパス販売停止が始まる直前の3月31日、同グループは、10年間以上外国に住む在留邦人はこの6月から東京五輪の年の年末まで、今までどおりにJRパスを使えるようにすると発表した。高齢化した移民が五輪を機に家族を連れて里がえりすることを尊重し、その間だけJRパスを使えるようにすると、JR側が譲歩 ...
続きを読む »リオ=キリスト像の前でシリア内戦回顧式典=「ブラジルは移民に開かれた国」と政府高官
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続きを読む »クリチバ=在外公館長表彰を実施=日伯友好に貢献した7人に
在クリチバ総領事館は2月3日、総領事公邸で在外公館長表彰受賞式を実施し、日伯の相互理解、友好親善に寄与したパラナ州の7人が表彰された。表彰者の家族ら約35人が出席し祝った。 今年受賞したのはパラナ病院理事長の大川三男さん(74、二世)、大山学園校長の大山多恵子さん(80、愛知)、元バンデイランテス文化体育協会会長の落合州雄さ ...
続きを読む »三島由紀夫とブラジルの出会い=リオのカーニバルで「解放」=文豪の知られざる目覚め
今週からいよいよカーニバルだが、世界的に著名な作家・三島由紀夫とリオのそれには「秘密の関係」があったかもしれない。「三島由紀夫(1925―1970)は国際派作家として生き、国粋派として死んだ」――16日に文協ビル5階で行われたサンパウロ人文科学研究所の第22回研究例会で、杉山欣也金沢大学教授はその言葉で、講演「三島由紀夫のブラ ...
続きを読む »大耳小耳
青森県弘前市とブラジル視覚障害者スポーツ連盟は、先月31日、20年東京五輪・パラリンピックの際に、ブラジルの障害者柔道チームの事前合宿を行うための協議を始める覚書に調印した。弘前市は、ブラジルに柔術を広めた故・前田光世(コンデ・コマ)の出身地。その縁から、同市が働きかけて実現したという。正式に決まれば、今夏にも強化合宿が行われ ...
続きを読む »パラナ日伯連合会=「もう一度、大祭典を開く」=110周年実行委員会が発足=総会で西森祭典委員長選出
移民110周年をいよいよ来年に控える中、パラナ日伯文化連合会(折笠力己知会長)は先月29日、ロンドリーナ市の同会講堂で定期総会を開催し、新体制を発足させた。5年間会長職を務めた折笠氏は勇退し、マウア・ダ・セーラ文協で日語書記(元会長)を務める上口寛氏(66、鹿児島県)を新連合会長とする単一シャッパが、出席した28支部約120人 ...
続きを読む »大耳小耳
JICAボリビア通信第9号を見ていたら、興味深いプロジェクトが進んでいるようだ。標高3600メートルにある首都ラパスから発信しているだけに、副題が「高いところから失礼します!!」とシャレている。同地のボリビア日系協会連合会(ANBJ)は加盟団体と協議を重ねて、「日本学園(仮称)設立」を目指しているというのだ。同地日系社会にはま ...
続きを読む »二宮尊徳翁とアマゾン開拓=報徳の森に生かされる=神奈川県在住 松田 パウロ=(中)
新天地へ 光あれ 足柄の山野に狩りし、足柄の地酒をこよなく愛した福沢諭吉は、箱根湯本の福住旅館に静養し、報徳の教えゆったりと全身から吸収していた。 観光の地・箱根は、訪れる人誰にも天地玄妙なるを解読していると言えよう。 先人の治山治水事業の精華として、相模湾の幸、清流の鮎、丹沢山系の自然薯までも、花と湯治の里に押し寄せ、旅 ...
続きを読む »7県人会が記念式典を開催=8月、10月で調整本格化=記念誌編纂、イベント開催も
ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)傘下の10県人会が今年、創立の節目を迎える。7県人会が8月か10月に記念式典を挙行するほか、文化継承に力点を置き、記念行事で盛り上げようとの試みもある。間近に迫る祝賀行事を前に、各県人会は母県との調整や企画の具体化に追われている。 記念すべき百周年を迎える福島県人会(永山八郎会長 ...
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