ホーム | ブラジル国内ニュース | サンパウロ市地下鉄=5号線で新駅3駅が開通=年内にもう6駅増設の予定

サンパウロ市地下鉄=5号線で新駅3駅が開通=年内にもう6駅増設の予定

 6日、サンパウロ市地下鉄5号線の新しい3駅、アウト・ダ・ボア・ヴィスタ、ボルバ・ガット、ブルックリンの3駅が開通した。6日付現地紙が報じている。
 サンパウロ市地下鉄に新駅ができるのは、2014年に開通した4号線のフラジキ・コウチーニョ駅以来、3年ぶりとなる。
 市内を南西から東に延びる5号線の新駅は、それまでの東の終点だったアドルフォ・ピニェイロ駅より東側につくられており、現時点での東側の終点はブルックリン駅となる。
 今回開通した駅は、当初は2014年開通の予定だった。ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事は今年に入り、これら3駅も「7月までには開通」と約束していたが、1カ月強遅れての開通となった。
 6日の開通式にはアウキミン知事も参加し、自ら電車の乗り心地も試した。この3駅は、当面は試運転期間ということで、10時から15時までの運転となる。この運行スケジュールの間、同区間は無料となる。
 5号線はこの後、さらに東に7駅延びる予定で、予定通りいけば、その内の6駅は年内の開通となる。

image_print