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サンロッケで強盗事件多発=計画的犯行、飼い犬に毒盛る

 聖州サンロッケ市で強盗事件が相次いでいる。7月17日午後6時頃に日系夫婦が被害に遭い、怪我はなかったものの、現金や貴重品、スポーツ道具などを取られていたことがこのほど分かった。近隣一帯では同様の被害が多発している。
 夫婦が孫と敷地内の別宅で寛いでいたところ、突然、猟銃の音がした。壁に2発ほど着弾し、2人組の強盗が家の中に闖入してきた。
 「金を出さないと殺すぞ」と脅された夫婦は素直に現金を渡し、3人はサロンの真ん中に集められた。強盗の1人が金品を求め家の中を荒らしまわり、もう1人は見張りをしつつ携帯電話で何度も連絡を取るなど、外にも別に見張りがいるようだった。
 2時間がかりで、強盗は車やテレビなど電化製品、スポーツ用品、服飾品、ガスボンベなど、金目のもの一切合財を積み込んだ。
 去り際には「俺達のグループは200人いる。仲間に何かあればすぐに復讐に来るからな」と脅しの捨て台詞を吐いて出て行った。
 同夫婦によると、翌日返ってきた車の諸手続きのために警察署に行くと、同様の強盗事件の被害者が20人も列をなしていたという。
 事件の3日前には何者かによって、自宅の飼犬に毒入りの肉が与えられていた。「なんとか一命は取りとめたが、とても計画的な犯行だと思う。最近では毎日のように起きている。警察も人通りの多い場所で身分確認をするなど捜査をしているようだが、まだ逮捕されていない」と戦々恐々とした様子で、同市周辺に住む人に注意を喚起した。

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