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岩手=JICA助成金で図書館改修=コロナ対策やシロアリ補修も

新しくなった本棚の前で(左から千田前会長、多田会長)

新しくなった本棚の前で(左から千田前会長、多田会長)

 「助成金のおかげで県人会の図書室がきれいになりました。JICAに感謝!」――岩手県人会の多田マウロ会長はそう語った。JICA「移住者の団体に対する助成金交付事業」で、ブラジル岩手県人会に4万3821レアルの助成金が交付され、同会館内のコロナ対策やシロアリ被害を受けていた図書室と天井の改修工事が11月5日に完成した。
 この助成金は、移住者により構成された法人格(日系団体)の公益団体を対象に補助されるもの。同県人会は、施設の新築や改修、またはそれに伴った設備の導入に対する補助を行う施設設備費助成枠で申請し無事通過した。
 同県人会は今回の助成金で、長年シロアリ被害で損傷していた伯式中1階サロンの木製天井を改修工事。伯式2階の図書館内の木製本棚も同様の被害があり、すべてを金属製に変更するなどの改修に使用した。以前あった伯式2階の日本語教室をコロナ感染防止のため、伯式1階に拡張移動させるなどにも使用した。
 多田会長は、「今回の助成金が無ければ、いつか天井が崩れていたと思う。県人会も財政難で改修工事をしたくてもできなかった。本当に助かりました。利用者の皆さんにもご迷惑をおかけしてすいません。皆さんぜひ今後も利用してください」と笑顔で語った。
 同県人会の図書館を約12年利用している大森美鳥(みどり)さん(広島生まれ・73歳)は、「新しい本棚になってさらに使いやすくなった」とコメントしている。

 

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