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JICA=モザンビーク保健省や医師が視察=サンパウロ州に学び病院管理能力向上を

来社したパンゲネ国家医療支援局長、小林JICAモザンビーク事務所次長、尾崎医師、マプト中央病院のサイデ院長

来社したパンゲネ国家医療支援局長、小林JICAモザンビーク事務所次長、尾崎医師、マプト中央病院のサイデ院長

 「各診療科の管理能力向上、特に人材の不足する画像診断・呼吸器・新生児各科で自ら評価を行い管理運営能力の向上を目指しています」―モザンビークから視察に来た医師モウジンニョ・サイデ医師が来社し、そう説明した。11月16日から25日にかけてモザンビークの保健省や医師ら7人がJICAを通して滞伯。サンパウロ市で病院管理モデル等の視察を行った。
 同視察団のモザンビークJICA事務所の小林千晃(ちあき)次長、同国保健省からルイザ・パンゲネ国家医療支援局長、マプト中央病院のサイデ院長、6月に調査のため同国に派遣されていた尾崎ミウトン正幸医師等が16日、編集部に来社して報告した。
 JICAを通した聖州から第三国への技術の移転については、ペルーやアンゴラでも行われており、直近ではグアテマラに保健・病院管理システムを移植するプロジェクトが行われた。
 日本は、ブラジルと共に第三国へ協力を行う日伯パートナーシップ・プログラム(JBPP)を締結しており、その枠組の中で多数の海外への協力経験を持つ尾崎医師も病院管理の専門家だ。同氏はサンパウロ医師協会(APM)の病院管理認定プログラム(CQH)でコーディネーターを務める。
 CQHプログラムは参加する病院に対して一定基準の病院管理を保つ病院に認定を与え、品質を保障するもので「モザンビークにもこのようなプログラムが必要」とサイデ院長は所感を語る。
 特に同国では画像診断科や呼吸器科、新生児科の人材が不足しており、3分野での運営管理で自ら評価し指標を高めて行く力が必要不可欠な課題であると語る。
 パンゲネ国家医療支援局長は「これまでの人材育成やインフラ建設への日本の協力への感謝の意を改めて表し、また病院管理の分野で新たに協力が検討されている事をうれしく思います」と日本やブラジルからの協力について語った。小林次長は「今後さらにモザンビークでは病院建設が進んでいくため、病院が持続的に運営される事が非常に重要です」とブラジルとの協力意義を語る。
 視察では日伯友好病院やサンタクルス日本病院などにも訪問し、小林次長は「日系社会全体で病院管理能力向上に向けた協力を一緒にできればと思っております」と展望を語った。

 

 

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