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《ブラジル》大衆車販売=4年間続いた前年割れを脱出=景気回復が庶民レベルに

 景気回復に従い、ブラジルでの自動車業界の雇用情勢は昨年半ば頃から戻り始めたが、それを反映するように、17年の大衆車の販売数が前年比で3・1%伸びたと、14日付現地紙が報じた。
 ここ数年間の新車販売は、経済危機の影響が比較的少なかった裕福な層によって支えられてきた。この事は、Gol、Kaといったエントラーダと呼ばれる車や、OnixやArgoのような小型のハッチバック車の個人への販売数が13年から4年間、前年割れを起こしていた事からも窺われる。しかも、15、16の両年は前年比で25%以上減少していたのだから、庶民は大衆車にも手が出せなくなっていたといってもよい。

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