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40年ぶりの再会も=東京農大拓殖学科の第5期生

2月6日(木)

 東京農業大学農業拓殖学科(現・国際農業開発学科)第五期生と家族合わせて十二人が一月三十一日に来伯、農大会会員らと懇談した。
 第五期生は六一年に入学。二〇〇〇年一月一日に、ハワイのワイキキで再会しようと約束して、第五期生は大学を巣立った。約四十年後の約束は一カ月遅れの二月一日に、果たされた。
 その折りに、次の再会地はブラジルだと決まった。
 第五期生の卒業生が、パラー州ベレン市に在住、植林活動を行っている。一行は、植林活動の賛同者で、植林現場を視察する。
 中には三十-四十年ぶりに再会する人も。「あの頃とどんな風に変わっているのかを見たい」などと、期待を膨らませている。
 農大会との懇談会は三十一日午後一時三十分から開かれた。「ブラジルにあこがれていた。移住の夢は叶わなかった」などと、自己紹介。その後、昔話に花を咲かせていた。

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