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コラム オーリャ!


 どうしてカルナヴァル本番だけ、ブラジル人は几帳面になるのか――。
 練習では二時間遅れが当たり前だが、当日は一分の狂いもなく七つのエスコーラが四千人もの巨大なパレードを整列させる。また「バテリアの衣装にはチーム色が入っていないと減点」とかの細則が山ほどあり、羽飾りが欠けているだけで責任者は鬼のように怒る。
 ハレ(非日常)とケ(日常)という考え方をすれば、ルーズな日常があるからこそ、非日常はきっちりするのだろうか。考えてみれば、産業革命以前にはどこの社会も時間にうるさくはなかったそうだ。一分一秒を管理してこそ、工場の大量生産は実行できる。ルーズな態度が非日常となる時、先進国の仲間入りをするのかも。(深)

03/03/12

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