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イラク攻撃前夜 神経とがらせる旅行業界=JALは通常運航=予約に大きな変化なし=警備体制一段と強化へ

3月20日(木)

 日系旅行社も緊迫化する中東情勢に神経を尖らせている。〇一年九月の米・テロ事件で海外旅行は一気に落ち込み、一年半たって、回復傾向を見せているだけに懸念は大きいようだ。
 ツニブラの本永群起専務によると、若干のキャンセルは見られるものの、今のところ予約状況に特に大きな変化はない。武力行使が開始されたわけではないのでまだ何も判断できない状態。
 攻撃猶予はブラジルの時間で二十日午後十時まで。同日午前の段階では航空会社からの連絡は特に入ってなく、通常通りの運航になる様子だ。
 交戦状態となれば、米国経由で成田に向かう便は、経由地でセキュリティーチェックが一段と厳しくなると予想される。
 その点、乗客が不愉快な思いをする可能性がある。事前説明を十分にすることで、対処していきたいところ。
 本永専務は、「商用や出稼ぎで必ず日伯間を往来しなければならない場合もあり、影響は少ない。開戦後一週間あたりで、見通しが立つ」と、見方を示した。
 日本航空サンパウロ支店の横山幹雄支店長は十九日午前、「まだ本社から何の指示も受けていない」と、日航便は通常通り運航されるとコメントした。米国への乗り入れが禁止されないかぎり、通常通り日航は週四便運航される。支店長は、「お客さんの中には、怖いのでやめる、旅行をすこし先に延ばすという人もいるがわずか。週末の成田便は相変わらず混んでいる。ブラジルに帰ってくる方も七、八割は埋まっている」と現状を説明した。

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