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東西南北

4月1日(火)

 サッカーのブラジル、ポルトガル国際親善試合は二十九日、ポルトガルのポルトで行われ、ポルトガルが2―1(前半1―0)でブラジルを下した。ワールドカップ日韓大会でブラジルを優勝に導き、一月にポルトガル代表監督に就任したエスコラーリ監督は、二戦目で初勝利。ポルトガルは前半八分にパウレタが先制。後半二十分にロナウジーニョのPKで追い付かれたが、途中出場したブラジル生れのデコが後半三十七分に決勝ゴールを決めた。(時事)
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 サンパウロ市北部アーグア・フリーア区で三十日、年金生活者の父親(六八)が息子(二六)を射殺する事件があった。息子は十年前から麻薬中毒になり、両親に暴力を振るったりすることもあった。父親は、息子との口論の末かっとなり、ピストルで息子の胸を撃ってしまったという。
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 サンパウロ市セントロ地区やパウリスタ大通りのオレリャンオ(公衆電話)が売春広告のシールで「汚染」されている。売春婦らは商売の時間帯を午後まで延長し、羞恥心のかけらもない大胆なうたい文句やポルノ写真まで広告に載せている。テレフォニカは原則として最低月一回、サンパウロ市中心地域は最低週一回オレリョンを掃除・メンテナンスしているが、すぐにまたシールが貼られ、いたちごっこらしい。
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 サンパウロ州疫病監視センターの調査で、食中毒の最も多い発生場所はレストランでなく、家庭であることが判明した。家庭での食中毒の大きな原因である卵は冷蔵庫のドアに保存しない、生の食品と調理済の食品を同じ皿に置かない、フォルノの中や、フォゴンの上に調理済食品を置いておかない、冷凍食品は冷蔵庫の中で解凍するといった注意不足のため、食中毒は年々増加している。

 

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