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恒例、江差追分大会=優勝者は日本へ派遣

4月26日(土)

 江差追分会ブラジル支部(石川諭支部長)は五月四日午前九時から、サンパウロ市ジョアキン・タボラ街六〇五番、ブラジル北海道交流センターで「第十四回江差追分ブラジル大会」ならびに「第三回道南口説節コンクール」を開催する。当日は百五十人が出場し、日頃の成果を披露する。同支部の石川会長と木原勇さん、昨年度チャンピオンの石光文江さんが案内のため来社した。
 日本の江差追分会は会員五千人。毎年九月には北海道の江差町で全国大会が開かれる。今年で四十一回目。昨年は全国から三百人が出場した。
 ブラジルからも毎年、同コンクールの優勝者がブラジル支部代表として参加している。昨年度のチャンピオンとして訪日した石光さんは、「日本の人は歌い方も違うし、みなさん上手。楽しい経験でした」と、三日間の訪日を振り返る。
 石川会長は「しっとりと聴かせる追分と、軽快に晴れやかに歌う口説節。陰と陽、どちらもそれなりの魅力が楽しめると思います。興味のある人はぜひお出かけください」と来場を呼びかけた。

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